• 宮崎駿の名作!『未来少年コナン』をジブリ美術館で堪能しよう!
  • 宮崎駿の名作!『未来少年コナン』をジブリ美術館で堪能しよう!
2022.07.08

宮崎駿の名作!『未来少年コナン』をジブリ美術館で堪能しよう!

(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD (C)Studio Ghibli (C)Museo d’Arte Ghibli

三鷹の森ジブリ美術館にて、2022年5月28日(土)~2023年5月(予定)の期間中、『未来少年コナン』展が開催されている!

のこされ島やバラクーダ号の模型、貴重な原画の展示など、ファンにはたまらない内容となっている本企画展示。ファンの方が1人でじっくりと回るのも良し! 同世代のお友達と語りながら回るのも良し! また、当時『未来少年コナン』を観ていた大人はもちろん、まだ観たことのない方も、アニメの予習として本展を楽しむことができるので、夏休みに親子で訪れるのも良さそうだ。
今回はそんな本展の中で、特に注目してほしいポイントを紹介していこうと思う。

『未来少年コナン』は、1978年4月4日~10月31日までNHK総合で放送された、宮崎駿の初監督作品となる連続テレビアニメーション作品。最終戦争から20年後の世界を舞台に、少年・コナンの胸躍る冒険を描いた不朽の名作だ。
のこされ島でおじいと2人だけで暮らしていたコナンは、島に流れ着いた少女・ラナと出会い、自分たち以外にも人間が生きていることを知る。そして、科学都市インダストリアの兵士によってさらわれたラナを救うために、コナンの大冒険がはじまる!

ではさっそく、そんな本作の魅力に迫った本展の見どころを一挙ご紹介!

■各話の出来事があちこちで再現されているバラクーダ号!

コナンとジムシーが忍び込み、船員として働くことになったバラクーダ号。物語のラストまで登場する重要な船ということもあり、このバラクーダ号にはたくさんのエピソードが詰まっている。そんなバラクーダ号で繰り広げられたエピソードを振り返ることができる模型が展示されている。
どんな場面を見ることができるか少しだけ紹介すると、ジムシーが料理を盗んでいるところ、ラナが船首のポールに縛り付けられているところ、コナンとジムシーがテーブルの下で寝ているところなど、記憶を呼び起こすシーンが盛りだくさん!
他にもたくさんの場面が再現されているので、じっくり観察しながら、バラクーダ号での出来事を振り返ってみてほしい!

■ラナを抱えて飛び降りる躍動感たっぷりのコナン!

展示室では、アニメの世界からキャラクターたちが飛び出してくるような演出も用意されているが、コナンがラナを抱えて三角塔から飛び降りる「あの名シーン」も再現されていた! コナンの魅力のひとつである足の指もしっかりと再現されており、写真では伝わらない臨場感を味わっていただきたい。

■インダストリア三角塔は、地下も要チェック!

地上だけでなく、地下の構造もしっかりと見ることができるインダストリアの三角塔の模型。地下深くにあるコアブロックや、格納されているギガントなどは、ファン必見だ。
また、模型の近くには、制作初期の段階で描かれたインダストリアのイメージボードや、三角塔の構造を説明している図など、貴重な資料も展示されている。
物語の舞台・インダストリアをより深く知ることができる内容となっている!

(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD (C)Studio Ghibli (C)Museo d’Arte Ghibli

寺林 沙樹

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