• 『BASTARD!!』谷山紀章と安元洋貴が魅了された “普遍的な面白さ”
  • 『BASTARD!!』谷山紀章と安元洋貴が魅了された “普遍的な面白さ”
2022.06.29

『BASTARD!!』谷山紀章と安元洋貴が魅了された “普遍的な面白さ”

(C)萩原一至/集英社・BASTARD!! 製作委員会



――それぞれキャラクターを演じる際に心掛けていることは何ですか?

谷山 原作にとても忠実に作られているので、原作を読んでからイメージを膨らませることが多いです。表情や言葉のニュアンスなどは、原作の絵を参考にしていますね。でも、パワーある作品のパワーある主人公なので、僕の表現力の粋を集めてとにかく全力で演じています。叫んだり抑揚をつけたり、どんだけやろうがはみ出ないキャラクターだと思っているので、伸び伸びとやらせてもらっている部分のほうが多いかもしれないですね。

安元 ガラ役の僕としては、例えば1回のアフレコで「ダーク・シュナイダー!」って何回叫ぶんだという時があって(笑)。そこは演技がコピペにならないように、同じ張り詰めた中のセリフだとしても、違いが出せるよう気を遣うところはありましたね。そういう作業をスタッフさん共々チャレンジしてやっていたのも、どこか一体感があって楽しかったです。

――本編をすでにご覧になっていましたら、映像の印象も教えていただけますでしょうか。

安元 まだ僕らも全ては観られていないですけど、ド派手でございます。

谷山 ツボは押さえていると思いますよ。ヨーコさんとスライムとか。

安元 スライムのある意味正しい使い方というか(笑)。監督もこだわりのシーンだそうです。

谷山 あとキャラクターデザインとは別にクリーチャーデザインの方がいて、モンスターが秀逸なんです。とても力が入っていて、見どころの一つなんじゃないかと思います。

――登場するキャラの中で、お二人が注目している、またはお気に入りのキャラはいますか?

谷山 「せーの」で言っちゃう? 二人ともダイ=アモンだもんね(笑)。そうだな、あとはダーク・シュナイダーの周りをわちゃわちゃ飛び回ってるラーズですかね。ダーク・シュナイダーを演じる身としては、気になる存在ですね。安元くんはやっぱりダイ=アモンでしょ?(笑) 

安元 はい(笑)。みんなに観てほしいですね。かわいい。本当はイケメンだし。

――安元さんから見たダイ=アモンの魅力を、もうちょっと詳しく教えてください(笑)。

安元 やっぱり、ぶっちぎれているところじゃないですか? あんなにも振り幅が広くて、いい意味で「遊びキャラ」だと思うんですが、それだけでは終わらない……そんなキャラへの愛情も感じさせる作品の世界観が何より面白いし、僕はすごく好きなんです。

(C)萩原一至/集英社・BASTARD!! 製作委員会

アニメージュプラス編集部

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