• 『BASTARD!!』谷山紀章と安元洋貴が魅了された “普遍的な面白さ”
  • 『BASTARD!!』谷山紀章と安元洋貴が魅了された “普遍的な面白さ”
2022.06.29

『BASTARD!!』谷山紀章と安元洋貴が魅了された “普遍的な面白さ”

(C)萩原一至/集英社・BASTARD!! 製作委員会

アニメ『BASTARD!! ―暗黒の破壊神―』が、6月30日にNetflixにて全世界配信スタート!
本作で、圧倒的な魔力を持つ伝説の魔法使いダーク・シュナイダーを演じる谷山紀章さんと、ガラ役の安元洋貴さんに、作品の見どころやアフレコ秘話などをじっくり語っていただきました。

――本作に出演が決まった時の感想をお聞かせください。

谷山 オーディションでアニメ化を初めて知ったので、びっくりしました。僕はダーク・シュナイダー役で受けたのですが、ちょうど原作の読者世代だったことや僕としてはやりやすいキャラだったので、とにかく自分の表現の中で一番火力の強い部分でやってみたんです。やれることを全部出したので、「決まりました!」と聞いた時にはホッとした気持ちもありましたし、「あのダーク・シュナイダーを演じることができるんだ」と思って非常に嬉しかったですね。

安元 ガラ役でオーディションのお話をいただいた時は、僕自身好きなキャラなので、すごく嬉しかったです。でもじつは、もう1キャラ、ダイ=アモンというキャラクターがいまして……そっちも僕、オーディションを受けたんです。これは、人によって意見の分かれるところかもしれないとは思うのですが、自分としてはダイ=アモンのオーディションのテープがすごくいい出来で。「マネージャー、これはダイ=アモンになってしまうかもしれない」と(笑)。

谷山 それを聞きたいよ!(笑) 

安元 なんか妙な達成感を感じてしまって(笑)。ただ、どちらの役でも好きな作品に関われるなら嬉しいと思っていました。そしたら、事務所から電話で「安元さん、決まりました」と連絡があって。「そうか……ダイ=アモンとして頑張っていこう」と思って聞いていたら、「ガラです」と言われたんです。それで「ガラですごく嬉しいんだけど、早急にダイ=アモンが誰か訊いてもらっていいかな!?」ってお願いしたら、子安武人さんと知らされて膝から崩れ落ちました。僕は完敗したんだなと(笑)。

谷山 いやいや、君はガラだったんだよ!(笑)

安元 子安さんにも同じことを言っていただきました(笑)。ダイ=アモン以上にガラなんだって。まだ子安さんのダイ=アモンが観られていないので、気になってずっとワクワクしています(笑)。

――ご自身が演じるダーク・シュナイダーとガラは、どのようなキャラクターと捉えていらっしゃいますか?

谷山 やっぱり、主人公以外の置き所がなさそうな派手なところが、実に爽快で僕は好きですね。強いし、美形だし、高身長だし、女好きだし……でもそれが、なんか許されてしまうという得もあるような、非常に魅力的な主人公だと思います。
ちょっと弱点があるっていうのもポイントで、ルーシェ・レンレンの一部が混じってかつての残虐非道だった頃よりマイルドになっているというところが作中では描かれているんですけど、たまに見せるそういう可愛げがあるところも、非常にいいキャラだなって思いますね。

安元 ガラさんは、見ての通り気持ちがいいまでに真っ直ぐな人。最初は敵として登場するんですが、戦いを通して「やっぱりダーク・シュナイダーはすごい奴だ」っていうのが分かって味方になるんです。その変わり身の早さに普通は違和感があるはずなんですが、それまでの展開を通して彼がとても気持ちがいい奴なんだというのが観る人に伝わっているので、すんなり受け入れられるんですよね。
あとは、厄介ごとに巻き込まれつつも、「しょうがねえなあ」って全部やっちゃう肝っ玉母さん的なところも気に入っています。

(C)萩原一至/集英社・BASTARD!! 製作委員会

アニメージュプラス編集部

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