――曲のテーマはどういうときに思いつくんですか?Who-ya 「次はこういう曲を作ろう」と日常の中でひらめくというより、「よし、曲を作ろう」と思ってから曲のテーマを決めていくことが多いですね。
たとえば、EPには大きなテーマが全体としてあって、2曲目はこうしよう、3曲目はこうしよう、じゃあ最後はこうしようと組んで行く感じですね。もちろんそれぞれの曲の角度は全然違うんですけど。
――これまでのジャケットはイラストを基調にしたデザインでしたが、今回の3rd EPではWho-yaさんのビジュアルを押し出したデザインになっていますが、何か意味や思いなどあったのでしょうか?Who-ya とくに意味はないですね(笑)。
デビューして1年間くらいは、アニメ主題歌を担当するということもあり、自分たちが作っている音楽以外の情報をシャットダウンして聞いてほしいと思っていたので、そういう発信の仕方をしていただけで、自分の感覚的には「顔出しNG!」みたいな感じではなかったんですよ。
でも、そこからライブをやったり、“THE FIRST TAKE” に出たりとか、自分自身が前に出ることが多くなってきたなかで、こういう形のジャケットがあっても今ならいいんじゃないかなと思って、今回はジャケットとアーティスト写真をイラストではなく自分の姿にしました。
――初回限定生産盤と完全限定盤の特典について教えてください。Who-ya 初回限定生産盤には、『A Shout Of Triumph』のMVが収録されたBlu-ray Discが付いているのですが、今回のMVは自分たちが今までにない形で撮ってみたものなので、楽しんでいただければと思います。
完全限定盤には、アニメ『ビルディバイド』のノンクレジットエンディングムービーが収録されたBlu-ray Discが付いているのですが、それに加え今回は、『ビルディバイド』のカードが付いていて。強いカードだといいなと思っています(笑)。僕たちのことを応援してくれている人たちにとっても、『ビルディバイド』が好きな人たちにとっても、すごく楽しめる特典なんじゃないかなと思いますね。