• ジョーク系だがエモくて実用的? カプセルトイ「積読街のビル看板」
  • ジョーク系だがエモくて実用的? カプセルトイ「積読街のビル看板」
2022.04.27

ジョーク系だがエモくて実用的? カプセルトイ「積読街のビル看板」

(C)ekōD Works (C)BUSHIROAD MEDIA

世はカプセルトイ戦国時代。ここに「出版社が考える文系向けアイテム」という新機軸で切り込んできたBOO-KYU(ぶっきゅう)。その第2弾アイテムが「積読街のビル看板」。本好きならば作り出してしまう可能性のある状況「積読」をビル街に見立てた、立体的な栞だ。

BOO-KYUは、出版社ブシロードメディアが展開するカプセルトイブランド。同じブシロードグループのブシロードクリエイティブが展開するTAMA-KYU(たまきゅう)の兄弟ブランドだ。「『BOO-K』YU」で本(ブック)を名前に忍ばせており、「文系に捧げるカプセルトイブランド」をうたっている。
第1弾は文豪を猫化したフィギュア「文豪猫」であった。

そして「文豪猫」に続く第2弾が「積読街のビル看板」だ。
積読(あるいは積ん読)は、買った本を読まず、しかしそのうち読むつもりで本棚にも立てず、寝かせて積み重ねてある状態を指す。「積んどく」と「読書」を掛けたダジャレ言葉だ。
1冊2冊ならともかく、5冊10冊と積み重なると本はビルのごとき様相を呈してくる。「積読街のビル看板」はまさにその本をビルに見立てたアイテム。本と本の間、あるいはページの間に挟むことでビル横の看板を演出、逆説的に本をビルを見立てる遊びになっている。

開発者は以下のようにコメントしている。

「このビル看板を用いることで、身の回りに溢れる積読をたちまちインテリアへと昇華でき、新たな本も気兼ねなく買い足すことができるようになります。また積読の量によっては1棟の積読ビルにとどまらず、積読タウン、積読シティ、積読ランドと、より規模の大きな積読世界を築き上げることもできるでしょう。どうぞ心ゆくまで積読建設をお楽しみいただき、皆様ならではの積読コレクションを街並み化してぜひご披露ください!」

実際、ミニフィギュアを立てて演出された自販機用ディスプレイカードの積読街はちょっと洒落た雰囲気に仕上がっている。本を大量に所持している人なら「あっ、これちょっと真似してみたい」と思うのではないだろうか。

また看板を本に挟む部分が栞の機能を持っていることも忘れてはならない。積読の一番上の本を読み進めて行くに従い看板の位置が変わっていくのは、読書にオマケ的な楽しみを加えてくれるだろう。

「積読街のビル看板」は2022年4月26日、全国のカプセルトイ売り場、専門店に登場。
全7種で、縦型の「積読ビル」「栞総合病院」「カリル」「スナックさしえ」、横型の「HOTEL LOVELY LIBRARY」「FRESHBOOKS COFFEE」「PAGEMART」があり、それぞれ発光機能が搭載されている。各店の名前が本・読書由来になっているのもシャレが効いている。

この看板によって彩られる積読街を広げていくか、区画整理していくか、それはあなたの読書ライフに掛かっているのだ。

>>>「積読街のビル看板」使用イメージを見る(画像3点)

(C)ekōD Works
(C)BUSHIROAD MEDIA

アニメージュプラス編集部

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