• マ・クベも登場『ククルス・ドアンの島』は安彦監督最後のガンダム映画
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2022.04.18

マ・クベも登場『ククルス・ドアンの島』は安彦監督最後のガンダム映画

曲者揃いの地球連邦軍・ジオン公国軍上層部キャラクターにも注目だ。(C)創通・サンライズ

安彦良和監督の映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の特別映像、そしてさらなるキャラクター&メカニック設定が解禁となった。

ガンダムシリーズの原点であるテレビアニメ『機動戦士ガンダム』、そのシリーズ中でも異彩を放つ15話『ククルス・ドアンの島』を完全映画化。『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』の劇場公開から40年の時を経てRX-78-02 ガンダムとアムロ、そしてお馴染みのホワイトベースの仲間たちが登場する物語が展開されることとなった。
また、本作はTVアニメ『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターであり、累計発行部数1000万部を超えるヒット作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を手掛けた安彦良和氏が監督を務めることも、大きな話題を呼んでいる。

今回解禁された特別映像は新たな劇中シーン、そして3月9日(水)に行われた “ザクの日スペシャル会見” を中心に構成されており、現在全国の公開劇場(一部を除く)でも特別幕間映像として4月15日より公開中だ。
アムロ・レイの声を演じる古谷徹は「(『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』から)40年ぶりに15才のアムロを演じることができて、こんなに嬉しいことはない!」と、ガンダムとアムロの物語がスクリーンに舞い戻る嬉しさをファーストガンダム最終話『脱出』の名言を引用して語る。
そしてククルス・ドアン役の武内駿輔は、最新のアニメーション技術を駆使した本作を「2D、3Dがどっちもあることによって生まれる熱量みたいなものを感じ取ることができましたね」と絶賛、そして安彦良和監督は「愛が溢れている部分が随所にあります。それをお楽しみいただければと思います」とファンに向けて言葉を贈っている。

劇中場面では懐かしいホワイトベースクルーの仲睦まじい場面、そして映画版の新要素であるドアンと一緒に暮らす子供たち20人の姿が収められており、ファーストガンダムの世界に寄り添いながら、安彦監督ならではの新たな物語が紡がれていることを大いに予感させる内容となっている。

そして、新たに公開されたキャラ&メカ設定にも注目。ファンにはお馴染みである地球連邦軍のレビル将軍・ゴップ元帥・エルラン中将、そしてジオン軍の将軍マ・クベとその副官ウラガンが本作に登場することが明らかとなった。ファーストガンダム15話以降でその存在感を印象付けた彼らが新たに登場することで、アムロとドアンのドラマはどんな変化と展開を見せてくれるのか、興味は尽きない。
そして地球連邦軍のモビルスーツはガンキャノンとジムが公開。ガンキャノンはカイ&ハヤト搭乗機、ジムはスレッガー搭乗機ほか4種のバリエーションで登場。ほか地球連邦軍&ジオン公国軍の関連メカ設定がまとめて解禁となった。

特別映像の最後に安彦監督は「思い残すことはないので、ガンダムを映像で作るのは、これが最後」とコメントを残している。それは安彦監督自身がこの作品の内容に満足しているという、何よりの証拠でもあるだろう。『ククルス・ドアンの島』への期待は、さらに高まるばかりだ。

>>>ガンキャノン&ジムほか関連メカ設定、『ククルス・ドアンの島』キャラ&MS名場面を見る(写真23点)

(C)創通・サンライズ

アニメージュプラス編集部

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