• タロウが拓く『ULTRAMAN』の新境地! 木村良平&前野智昭対談
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2022.04.17

タロウが拓く『ULTRAMAN』の新境地! 木村良平&前野智昭対談

木村良平さん(左)と前野智昭さん(右) 撮影/真下裕(Studio WINDS)

2019年にNetflixで配信され、日本だけでなく世界中で高い人気を集めたフル3DCGアニメ『ULTRAMAN』。ファン待望の続編の配信が、4月14日(木)からスタートした。シーズン2では主人公・早田進次郎たちウルトラマンの新たな戦いが繰り広げられるだけでなく、新キャラクター・東光太郎が戦士として成長していく姿も描かれる。物語の中心人物である進次郎役の木村良平さん、光太郎役の前野智昭さんに、アフレコの裏話や今作の魅力を語っていただいた。

◆新風を吹き込むナンバー6◆


――『ULTRAMAN』シーズン2がいよいよ配信開始されました。

木村 シーズン1が配信されて間もない時期に発表され、配信まで3年ほど時間が空いたので、いろいろな方から「いつ始まるの?」と聞かれるたびに若干の申し訳なさがありました(苦笑)。でも、じっくりと時間をかけて作ることができたのは嬉しかったですね。

――前野さんは今作がウルトラマンシリーズ初参加です。

前野 もともと僕はウルトラマンシリーズが好きで、特に『ウルトラマンタロウ』をよく観ていましたから、不思議なご縁のようなものを感じました。僕自身も嬉しかったのですが、子供のころ一緒に『タロウ』を観ていた親が、「今度タロウやるんでしょう?」とすごく喜んでいたのが印象に残っています。

――『タロウ』のどういったところに魅力を感じましたか?

前野 『タロウ』はシリーズの中でもウルトラ兄弟と一緒に戦ったり、兄弟たちが苦戦した怪獣とタロウが戦ったりするシーンが多い作品で。ウルトラ兄弟みんなの思いを一つにして戦う姿が、子供心ながらに刺さりました。あとは手からシャワーを出す技を使ったり、タロウの首がすっ飛んだり、斬新な描写が多かったことも記憶に残っていますね(笑)。

――シーズン1を経て成長した早田進次郎/ULTRAMAN、シーズン2から初登場の東光太郎/TAROにどのような印象を抱きましたか?

木村 正直、僕の中で進次郎の印象はあまり大きく変わっていないのですが(笑)、シーズン1でさまざまな出来事を経験したこともあり、少し腹が据わってきて頼もしく思えました。

前野 自分の感情に素直で、後先考えずに行動してピンチに陥っても一切後悔をしない、僕とは真逆な性格の熱血漢という印象があります。自分にないものを持っているキャラクターを演じるのは好きなので、現場でもすんなり役に入り込めましたし、気持ちよく演じることができました。

――逆に、木村さんから見た光太郎、前田さんから見た進次郎の印象は?

木村 いい意味でちょっと泥臭い、古き良きヒーローらしさを感じました。最初は普通の高校生だった進次郎以外は、戦いの経験が豊富な強キャラばかりだったんですよね。その中に光太郎が入ったことで、新しい風が吹き込んできたというか、作品の幅を大きく広げてくれたような気がして。彼の存在はこれから『ULTRAMAN』の新しい魅力になっていくのではないかと思います。

前野 進次郎の異星人だから悪だと判断せず、慈悲深い心で接するところは、一人の人間として憧れます。キャラクターの中ではイジられ役なのですが、彼がいるからこそチームの輪が成り立っていると思いますし、口では「小僧」と言いつつ、深いところで認めている諸星弾/SEVENとの関係性も素敵だなと。

>>>木村良平さんと前野智昭さん撮り下ろし写真や『ULTRAMAN』場面カットを見る(写真17点)

(C)円谷プロ (C)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (C)ULTRAMAN製作委員会2

アニメージュプラス編集部

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