『まる子と山桜』の巻ある日、まる子とたまちゃんが街はずれを歩いていると、富士山を背景に立つ1本の立派な桜の木を見つける。
美しさに見とれた2人は、その桜の木の下でお弁当を食べるのであった。会話に入ってくるかのような不思議な桜を、同じ “さくら” として友達のように思うまる子。たまちゃんは「まるちゃんの木」と呼び、教室でその桜の木の話をしていると、青葉の頃に、まる子と藤木の合同誕生会を開こうという話になる。
楽しい誕生会の後、まる子は落ちていた桜の木の枝につまづいてケガをしてしまう。樹齢300年以上の山桜。その桜にはある “予定” があるのだという。それを聞いたまる子は……。
『まる子、欽ちゃんに会いたい』の巻面白いもの好きのまる子達は、昨日見たテレビ番組『欽ちゃんのドンとやってみよう!』の話でもちきり。クラスでも「欽ちゃん」は大人気なのである。
一度で良いから欽ちゃんに会ってみたいなと話すまる子に、野口さんが観覧希望のハガキを出してみたらどうかと教えてくれる。
当選したら欽ちゃんに会える……! 思わぬチャンスに応募ハガキを書くにも大騒ぎ。
ポストに願いを込め、期待を胸に待つまる子は、はたして、欽ちゃんに会いに行くことができるのであろうか?
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