• 『平家物語』高野文子キャラ原案展示開催決定! 公式美術画集も登場
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2022.04.12

『平家物語』高野文子キャラ原案展示開催決定! 公式美術画集も登場

(C)高野文子 /「平家物語」製作委員会 (C)松本大洋 /2021 “INU-OH” Film Partners

2022年1月から3月にかけて、フジテレビ「+Ultra」ほかにて放送され、各種配信サイトでも好評配信中のTVアニメ『平家物語』。キャラクター原案を担当した高野文子による愛すべきキャラクターたちの展示が決定。「まるで絵画のよう」と絶賛された美術を収録した画集『「平家物語」の彩[いろ]』も登場する。

『平家物語』は、平家の栄華と没落までを描いた古典の名作。琵琶法師により語り継がれ、後世の文学や演劇に大きな影響を与えた大古典だ。
圧倒的語り口による古川日出男訳を底本に、《監督》山田尚子×《脚本》吉田玲子×《キャラクター原案》高野文子×《音楽》牛尾憲輔の精鋭クリエイターによって初のTVアニメ化。一大叙事詩を、少女の目を通じて叙情的に描き出した。

TVアニメ『平家物語』の完結および映画『犬王』の公開を記念し、両作品のキャラクター原案を務めた漫画家の高野文子・松本大洋による原案展示が、2022年4月21日(木)~6月27日(土)にかけて、京都国際マンガミュージアム ギャラリー4にて行われる。

『平家物語』と『犬王』は、ともに作家の古川日出男が新訳/執筆した小説を原作とし、サイエンスSARUによってアニメ化。『平家物語』の平安末期から『犬王』の室町(南北朝)時代まで、作中では200年の時を隔てており、物語に直接の繋がりはないが、平家の呪いを受け盲目になった琵琶法師・友魚(ともな)と異形の能楽師・犬王による、もうひとつの「異聞・平家物語」が『犬王』といえる。
本展示は、高野文子・松本大洋によるキャラクター原案が、両作の舞台となった京都にて並ぶ貴重な機会となっている。

そして、風光明媚な背景美術の世界を一冊に凝縮したTVアニメ『平家物語』の美術画集『「平家物語」の彩[いろ]』は6月に出版される。
出版元は内藤礼や川内倫子などのアートブックも手掛けるHeHe(ヒヒ)。本編から選りすぐった美術設定・美術ボードに、美術監督の久保友孝(でほぎゃらりー)×山田尚子監督の語り下ろし対談を収録。平安末期の世界を綴じ込めた、決定版にして保存版となる画集だ。
2022年4月11日から『平家物語』公式サイトにて先行予約を受付中。先行予約限定特典として、特製グッズを全員にプレゼント。先行予約期間は2022年5月10日(火)までの一カ月間となる。

(C)高野文子 /「平家物語」製作委員会
(C)松本大洋 /2021 “INU-OH” Film Partners

アニメージュプラス編集部

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