• 江口拓也が語る最新ミニアルバム『EGURand』の天邪鬼スピリッツ
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2022.04.08

江口拓也が語る最新ミニアルバム『EGURand』の天邪鬼スピリッツ

2ndミニアルバム『EGURand』をリリースする江口拓也さん

『アイドリッシュセブン』などの作品を通じて歌を披露する機会も多い江口拓也さんが、ソロアーティストデビューとなった1stミニアルバム『EGUISM』から約1年ぶりの4月27日に2ndミニアルバム『EGURand』をリリース!
今作には、ボカロPとしても知られる音楽クリエイター・DECO*27さんが書き下ろした『AGARISM』をはじめ、個性的な全7曲の新曲を収録。アーティストとしての江口さんの魅力をたっぷりと楽しめるこのアルバムについて、ご本人に直撃しました。

──2ndミニアルバムの制作が決まった時の心境はいかがでしたか?

江口 そもそも僕のソロデビュー自体、Trignalのお休み期間中に応援してくださっている皆さんの暇つぶしになれば、というサプライズだったんです。なので、次の展開なんて僕自身は全くイメージしていませんでした。
でも、デビューミニアルバムをリリースした際に、とても大きな反響をいただいたこともあって「2ndミニアルバムを作る意味もあるのかな」と思うようになっていたんです。そんな時にお声がけいただいたので、制作することに決めました。

──アルバムのタイトルはどのようにして決まったのでしょうか?

江口 デビューミニアルバムは、「江口拓也のエゴイズム」という思いつきから『EGUISM』になったのですが、今回は10タイトルぐらいの候補の中から制作チームと相談した結果、『EGURand』に決まりました。
最初「R」を登録商標マークで表記したらオシャレだなぁなんて思ったりもしたのですが、それはちょっといろいろと難しいらしくて(笑)。響きの面白さやスペルが正しくないところに僕の天邪鬼らしさが出ていて、すごくしっくりきてます。

──収録曲は全て新曲ということで、1曲ずつ語っていただければと思います。まず1曲目の『AGARISM』はどんな楽曲でしょうか?

江口 実は2ndミニアルバムの制作前に、美容ケア商品のAGARISMさんからタイアップのお話をいただいていて。最初は、歌のお仕事でタイアップするというイメージが僕には全くなかったので、すごく迷ったのですが「僕でよければ」ということでやらせていただくことになりました。
曲的には、DECO*27さんがAGARISMさんをイメージして作られた曲を僕が歌わせていただくということで、ある意味AGARISMさんのキャラソンという感じでしょうか(笑)。「アガる」を全面に押し出した、ミニアルバムの1曲目にふさわしい曲になったなって思っています。

──2曲目の『カレパ!』は、江口さんの大好物のカレー賛歌ですよね(笑)。

江口 『カレパ!』はカレーパーティーの略ですね(笑)。僕のカレー好きは皆さんご存じだと思いますので、カレーをテーマに曲を作ってもらったら面白いかもしれないと。それで「カレーを作る曲にしたい」というリクエストをしたら、この曲が出来上がってきました(笑)。
「カレー」とか「米」を連呼していますが、実はその辺も最初は普通の歌詞だったんです。でもレコーディング当日に、音楽ディレクターの桑原(聖)さんと「どうやったらインパクトが出せるか」と相談した結果、このように変えさせていただきました。

──3曲目の『PAPER BOY』は?

江口 いつかライブをやる時に、かっこいいバンド曲があったら楽しそうだな、ということで、バンドテイストの曲を選ばせていただきました。後ろ向きじゃないけど、前向き過ぎでもないみたいな雰囲気の曲です。「それでも生きていく」と言いながら、もがいているような感じがいいですよね。
歌っている時には、新聞配達しながら学費を稼いでいた、新聞奨学生だった頃の気持ちを思い出しました。曲名の『PAPER BOY』は、そんな新聞配達員の思い出から取っています。

アニメージュプラス編集部

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