• 「能 狂言『鬼滅の刃』」出演者が発表!野村萬斎が鬼舞辻無惨役に
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2022.04.04

「能 狂言『鬼滅の刃』」出演者が発表!野村萬斎が鬼舞辻無惨役に

原作・吾峠呼世晴が描き下ろしたイラストを使用したポスタービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社 (C)吾峠呼世晴/集英社・OFFICE OHTSUKI

野村萬斎が演出・出演を務める「能 狂言『鬼滅の刃』」が、2022年7月26日(火)から31日(日)まで東京・観世能楽堂GINZASIXで、12月9日(金)から11日(日)まで大阪・大槻能楽堂で上演される。また併せて出演者、原作者である吾峠呼世春のイラストを使用したポスタービジュアルなどが解禁となった。

「能 狂言『鬼滅の刃』」は、昨年12月19日、千葉・幕張メッセで開催された『ジャンプフェスタ2022』のジャンプスーパーステージにて、映像出演した萬斎が『鬼滅の刃』の狂言化を発表。以後、その続報が長く待たれていた。
先に公開された映像内で、萬斎は「能は『なぜ人間が鬼になったか』、そしてその鬼の魂を鎮めるということに特化した芸能です。そういう意味では、『鬼滅の刃』を描くには最適の芸能であるとも思います。そして狂言は笑いの芸能でもあるわけですけれども、炭治郎をはじめとする皆の仲間のシーンなどは、笑いに満ちてお送りすることができるのではないかと思っております」とコメントしていた。

本公演は補綴(脚本制作)を「木ノ下歌舞伎」主宰の木ノ下裕一が、そして監修を人間国宝の大槻文藏が担当する。主な配役一覧は以下のとおりだ。

(シテ方)
大槻文藏:下弦の伍・累役
大槻裕一:竈門炭治郎役、竈門禰豆子役
(狂言方)
野村萬斎:鬼舞辻無惨役、竈門炭十郎役、天王寺松右衛門役
野村裕基:我妻善逸役
野村太一郎:嘴平伊之助役、鋼鐵塚蛍役
(ワキ方)
福王和幸:冨岡義勇役(交互出演)
福王知登:冨岡義勇役(交互出演)

また今回公開されたメインビジュアルは、『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴が本公演の為に特別に描きおろしたもので、冠をつけて狂言を演じているようなポーズをとった炭治郎の姿が描かれている。

600年を越える歴史を持つ日本の代表的な古典芸能が、あの大ヒット作にいかなる魅力を加味するのか。豪華スタッフ&出演者が集結した本公演、開演の時が今から待ち遠しい。

>>>「能 狂言『鬼滅の刃』」主な出演者を見る(写真8点)

※禰豆子の「禰」は「ネ(しめすへん)」が正式表記となります。
※※鬼舞辻の「辻」の部首は「1点しんにょう」が正式表記となります。

(C)吾峠呼世晴/集英社
(C)吾峠呼世晴/集英社・OFFICE OHTSUKI

アニメージュプラス編集部

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