• 『アイス・エイジ』新作監督が語るコメディとメッセージの力関係!
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2022.03.28

『アイス・エイジ』新作監督が語るコメディとメッセージの力関係!

(C)2022 Disney Enterprises. Inc.

ディズニーの人気3DCGアニメ『アイス・エイジ』シリーズ。最新作『アイス・エイジ バックの大冒険』が2022年3月25日からディズニープラスで公開中だ。この新作の監督ジョン・C・ドンキンが、シリーズに通底するコメディ面とメッセージ性に関して話してくれた。

『アイス・エイジ』は世界中で大人気のアドベンチャーアニメシリーズ。第1作は2002年に公開、続いて全5作が制作され、今年で記念すべき20周年を迎える。
2万年前の地球、氷河期を舞台にマンモスのマニーやナマケモノのシドたちが様々な危機を前に繰り広げる波乱万丈でクレイジーな大冒険を描く本シリーズは、子供から大人まで幅広い世代に親しまれている。仲間との熱い絆やツッコミどころ満載の笑いを誘うシーンの数々、家族をテーマにしたメッセージなど、笑いあり涙ありの物語だ。
シリーズは5作の映画や短編でファンに長年愛されており、待望の最新作『アイス・エイジ バックの大冒険』は2022年3月25日(金)からディズニープラスで独占配信されている。

『アイス・エイジ』シリーズでは、お調子者のナマケモノのシドをはじめ、彼とは正反対で真面目で少し気むずかしいマンモスのマニーや、クールなサーベルタイガーのディエゴなど、種類も性格も全く違うキャラクターたちが登場。凸凹な彼らが波乱万丈な旅を巡る中で、シドが突然わけの分からない行動をして仲間を困らせたり、冗談が通じないマニーにひたすらシドがボケをかましたりする。思わず笑ってしまうやり取りから、個性豊かなキャラクターたちの笑いを誘う絶妙な動きなど、日常の嫌なことを忘れて笑えるシーンの数々がシリーズの見所だ。

『アイス・エイジ』1作目のプロデューサー、そして最新作の監督を務めるジョン・C・ドンキンは「コメディは感情に訴えるのにとても効果的だ。すごく共感できる何かがあって、心が強くそれに反応している時、そこにコメディがある……コメディはおかしい。それに心に染み込む。たとえば家族が一緒に夕食を取りながら今日あったことを話していて、誰かがおかしいことを言ったら、みんなが一緒に笑う」と、コメディというジャンルが『アイス・エイジ』シリーズにもたらす重要な点について話す。
「笑い」は全世界に共通する。笑いが生まれることでその場の空気が和んだり、みんなが幸せになったりと、監督はコメディの力を強くアピールする。

一方で「でも、誰かと話す上でずっとジョークばかり言っているわけにはいかないよね。時々ある方が効果的なんだ。現実の世界でもそう」と続ける。
『アイス・エイジ』シリーズは始終コメディだけが描かれているだけではない。最初は性格も種類もバラバラだった動物たちが家族のような絆を育んでいく心温まるストーリーや、何か大きなことを成し遂げるめに仲間たちが一丸となって協力することの大切さ、笑いの絶えない場面の中にふと私たちが共感したり、心を突き動かされるシーンがいくつも散りばめられている。コメディと観客の心を動かす深いメッセージがうまく掛け合わされているからこそ、親子両方が楽しめる作品として20年もの間、愛され続けているのだ。
最新作でもその魅力は健在だ。
『アイス・エイジ バックの大冒険』は、フクロネズミのクラッシュとエディが姉のエリーや大事な仲間たちとの生活を離れて、スリルと自由を求めて旅に出るところから始まる。旅に出たものの2匹は早速地底世界に落ちてしまうという思わぬアクシデントに見舞われ、そこで冒険好きな恐竜ハンターであるイタチのバックと再会。
3匹は、世界征服を企む恐竜と対峙することになるが、ひょんなことからバックが敵に捕らわれてしまい、大ピンチ! 小さな2匹が大きな危機を前に立ち向かうことに──。
波乱万丈なバックとそんな勇敢な姿に憧れ無茶をするクラッシュ&エディや、クラッシュとエディを深く愛し心配するエリーの気持ち、仲間たちがクラッシュとエディに抱く想いなど、最新作も笑えて感動できる魅力が満載だ。
ぜひ『アイス・エイジ』の新たな物語に注目してほしい。

>>>『アイス・エイジ バックの大冒険』場面カットを見る(画像3点)

(C)2022 Disney Enterprises. Inc.

アニメージュプラス編集部

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