【作品を支えるのは、各セクションのプロたち】――八田監督が個人的にお気に入りのアクションシーンはありますか?八田 さっき言った第一話のダイダとドーマスのチャンバラシーン、あと第十六話の最後でボッジが壁をトントントンっと駆け上っていくところが、すごく軽快で気に入っています。あそこは吉田奏子さんという方がやってくださったんですが、そのシーンの前のカゲの動きも含め、面白い動きを作ってくれました。
――「TVアニメ『王様ランキング』はここに注目してもらいたい」という、八田監督のこだわりポイントを教えてください。八田 背景、色彩、音楽、撮影、編集など、作品を支えるスタッフのプロフェッショナルな仕事ぶりに注目してほしいですね。編集さんのおかげでカットのタイミングやテンポ感はグンと良くなっていますし、画面づくりにあたっては、背景、色彩、撮影の各方面からたくさんのアイディアをいただいています。本当に感謝しかありません。改めて、スタッフに恵まれた作品だったと思っています。
【さいごに】――いよいよクライマックスの第二十三話(最終話)を迎えますが、ズバリ、見どころは?八田 第二十三話。もしかするとちょっとドキッとすることが起こるかもしれません。ですが、ボッジとカゲがどうなるのか、最後までしっかり見届けていただけたらと思います。
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。八田 最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。僕は今回が初監督で色々と分からない部分もあったのですが、視聴者の方からのお手紙や感想などに助けられてここまで来られました、本当にありがとうございました! 原作はまだまだ続いているので、アニメを観終わったら漫画のほうをぜひ読んでみてください!
>>>第一話から最終話までの印象的なシーンを振り返り! 場面カットを見る(画像40点)(C)十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会