世界最大級のアニメイベントにして、年に一度の日本アニメのお祭りーーAnimeJapan。
その第9回目となる『AnimeJapan 2022』が、3月26日（土）、27日（日）の2日間、東京ビッグサイトにて開催される（3月28・29日にはオンラインにてビジネスデイを開催）。
『アニメのすべてが、ここにある。』というコンセプトの下、アニメ関連各社が出展し、最新作、人気作初公開となる新情報などが満載。
クリエイターや人気声優が出演するライブ／トークショーなども多数行われ、アニメファンにとっては欠かすことのできない一大イベントだ。
コロナ禍の影響で2020年はやむなく中止、2021年はオンラインでの開催となったが、「過去2年を経験し、このようなご時世であるからこそ、ご来場くださる皆様に “アニメーションの楽しい・嬉しい” を伝えたい」（公式HP「開催概要」より）という思いで、今回は3年ぶりに東京ビッグサイトに “帰還” してのリアル開催となる。
困難を乗り越えての再出発とも言える今回のAnimeJapan 2022で総合プロデューサーを務める中嶋俊介（タツノコプロ）、佐伯瑞穂（KADOKAWA）の両氏に、イベントに臨む想いと開催の裏話を語ってもらった。
▲総合プロデューサーの佐伯瑞穂氏（左）と中嶋俊介氏（右）。
【進化して再出発するAnimeJapan】
ーー今年の『AnimeJapan 2022』は、3年ぶりに東京ビッグサイトでのリアル開催となります。開催にあたって、主催者としてどんな想いで臨んでいらっしゃいますか。
中嶋 多くのお客様に来ていただいて、楽しんでいただけるリアル開催のイベントをあらためて実現しようという、強い気持ちで臨んでいます。昨年、オンラインでの開催となり、もちろん成功した部分はあるのですが、やはりAnimeJapanは配信だけでは十分ではないというのが参加各社が痛感したことでした。AnimeJapanの特徴は「アニメのすべてが、ここにある。」というキャッチフレーズの通り、多彩な作品が一堂に会するという点です。自分の推しでない作品に偶然出会える場であるということが、来場者にとってのAnimeJapanの最大メリットです。そういうイベントをもう一度、スタートさせる。いわば “リスタート” という気持ちですね。
佐伯 また、リスタートであると同時に「進化」でもあると思っています。コロナの影響でやむなく中止となった一昨年、オンライン開催となった昨年、この時間は結果的に、私たちからお客様に何を提供できるか模索の期間だったと思います。中嶋さんもおっしゃったように、リアル開催であることがAnimeJapanの一番の特性だと再確認しつつ、オンライン開催の利点も認識できました。それを加味してプラスのサービスとすることで、お客様に提供できるものを増やしていく。そういう面では “新たなAnimeJapan” という面も意識しています。
中嶋 そうした思いは、今回のテーマである「キュー！」という言葉にも込めさせていただきました。これは「3、2、1、キュー」というアフレコ開始の合図、つまりスタートの合図ですね。
佐伯 「またはじまるよ！ みんなおいでよ！」というかけ声であると同時に、「もう一回、はじめよう」とあらためて意識してもらうことができれば、と。もちろん、今回は9回目のAnimeJapanなので、「9＝キュー」にもかかっていますが（笑）。ですから、キービジュアルでもキャラクターたちにキューを出すポーズをしてもらいました。
ーーそんなAnimeJapan2022の見どころをご紹介いただけますか。
中嶋 今回はじめてAnimeJapanにいらっしゃるという方にぜひ覚えておいていただきたいのは、先ほども言ったように「いろいろな作品に出会える場」だということです。これだけの作品が一堂に会する場は、他にはほとんどありません。出展各社が勢力を結集してそれぞれのブースを作り上げてくださって、原画の展示や新作の映像の展示などもありますし、限定のグッズ販売などもご用意しています。新しいアニメ作品との出会いを探しに来ていただければ、非常に有意義なイベントになると思います。
佐伯 出展各社があってこそのイベントなので、各社のさまざまな作品と出会って、新しい発見をしていただくーーびっくり玉手箱のように、幅広いお客様に楽しんでいただけます。それから、ステージイベントも見どころです。ステージ応募券付き入場券はすでに販売を終了していますが、今回は入場券をお求めいただけたらその日のAJステージをオンラインで観ていただけるようになっています。ここはポイントのひとつですね。そのほかにも主催施策として、デジタルのスタンプラリーといった催しやオリジナルグッズなどもご用意していますし、コスプレイヤーズワールドが復活してコスプレイヤーさんたちにも来ていただけるようにしました！ あらためて「アニメってこんなにあるんだ！」と感じながら楽しんでいただければと思います。
その第9回目となる『AnimeJapan 2022』が、3月26日（土）、27日（日）の2日間、東京ビッグサイトにて開催される（3月28・29日にはオンラインにてビジネスデイを開催）。
『アニメのすべてが、ここにある。』というコンセプトの下、アニメ関連各社が出展し、最新作、人気作初公開となる新情報などが満載。
クリエイターや人気声優が出演するライブ／トークショーなども多数行われ、アニメファンにとっては欠かすことのできない一大イベントだ。
コロナ禍の影響で2020年はやむなく中止、2021年はオンラインでの開催となったが、「過去2年を経験し、このようなご時世であるからこそ、ご来場くださる皆様に “アニメーションの楽しい・嬉しい” を伝えたい」（公式HP「開催概要」より）という思いで、今回は3年ぶりに東京ビッグサイトに “帰還” してのリアル開催となる。
困難を乗り越えての再出発とも言える今回のAnimeJapan 2022で総合プロデューサーを務める中嶋俊介（タツノコプロ）、佐伯瑞穂（KADOKAWA）の両氏に、イベントに臨む想いと開催の裏話を語ってもらった。
▲総合プロデューサーの佐伯瑞穂氏（左）と中嶋俊介氏（右）。【進化して再出発するAnimeJapan】
ーー今年の『AnimeJapan 2022』は、3年ぶりに東京ビッグサイトでのリアル開催となります。開催にあたって、主催者としてどんな想いで臨んでいらっしゃいますか。
中嶋 多くのお客様に来ていただいて、楽しんでいただけるリアル開催のイベントをあらためて実現しようという、強い気持ちで臨んでいます。昨年、オンラインでの開催となり、もちろん成功した部分はあるのですが、やはりAnimeJapanは配信だけでは十分ではないというのが参加各社が痛感したことでした。AnimeJapanの特徴は「アニメのすべてが、ここにある。」というキャッチフレーズの通り、多彩な作品が一堂に会するという点です。自分の推しでない作品に偶然出会える場であるということが、来場者にとってのAnimeJapanの最大メリットです。そういうイベントをもう一度、スタートさせる。いわば “リスタート” という気持ちですね。
佐伯 また、リスタートであると同時に「進化」でもあると思っています。コロナの影響でやむなく中止となった一昨年、オンライン開催となった昨年、この時間は結果的に、私たちからお客様に何を提供できるか模索の期間だったと思います。中嶋さんもおっしゃったように、リアル開催であることがAnimeJapanの一番の特性だと再確認しつつ、オンライン開催の利点も認識できました。それを加味してプラスのサービスとすることで、お客様に提供できるものを増やしていく。そういう面では “新たなAnimeJapan” という面も意識しています。
中嶋 そうした思いは、今回のテーマである「キュー！」という言葉にも込めさせていただきました。これは「3、2、1、キュー」というアフレコ開始の合図、つまりスタートの合図ですね。
佐伯 「またはじまるよ！ みんなおいでよ！」というかけ声であると同時に、「もう一回、はじめよう」とあらためて意識してもらうことができれば、と。もちろん、今回は9回目のAnimeJapanなので、「9＝キュー」にもかかっていますが（笑）。ですから、キービジュアルでもキャラクターたちにキューを出すポーズをしてもらいました。
ーーそんなAnimeJapan2022の見どころをご紹介いただけますか。
中嶋 今回はじめてAnimeJapanにいらっしゃるという方にぜひ覚えておいていただきたいのは、先ほども言ったように「いろいろな作品に出会える場」だということです。これだけの作品が一堂に会する場は、他にはほとんどありません。出展各社が勢力を結集してそれぞれのブースを作り上げてくださって、原画の展示や新作の映像の展示などもありますし、限定のグッズ販売などもご用意しています。新しいアニメ作品との出会いを探しに来ていただければ、非常に有意義なイベントになると思います。
佐伯 出展各社があってこそのイベントなので、各社のさまざまな作品と出会って、新しい発見をしていただくーーびっくり玉手箱のように、幅広いお客様に楽しんでいただけます。それから、ステージイベントも見どころです。ステージ応募券付き入場券はすでに販売を終了していますが、今回は入場券をお求めいただけたらその日のAJステージをオンラインで観ていただけるようになっています。ここはポイントのひとつですね。そのほかにも主催施策として、デジタルのスタンプラリーといった催しやオリジナルグッズなどもご用意していますし、コスプレイヤーズワールドが復活してコスプレイヤーさんたちにも来ていただけるようにしました！ あらためて「アニメってこんなにあるんだ！」と感じながら楽しんでいただければと思います。
アニメージュプラス編集部
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