本作には、レッサーパンダになったメイや周囲の姿を通して、 “自分らしさはひとつじゃない” というメッセージも込められている。ドミー監督は、「生きていくことって難しい、ということも受け止めてもらいたいです。 成長して大人になる” ということは、予測できないことの連続ですからね」と背中を押してくれるメッセージを優しく解説した。
そして、ビリー・アイリッシュとフィニアス・オコネルが手掛けた楽曲については「私は二人の作る音楽の大ファンだったので、彼らがノーとは言えないような(笑)、風変わりな依頼をしました。普通こういう場合、 “曲を書くのを検討してもらえませんか?” と接触するものですが、私たちは、一緒に「ボーイズ・グループ」を作り上げませんか? と彼らに話したんです」と、プロジェクトのはじまりも打ち明けた。
劇中登場するボーイズ・グループ “4★TOWN” が歌いあげる「どんな君も」は、本当の自分らしさに悩むメイに対し、 “どんな君でも君だよ 本当の自分を隠さないで” と、背中を押してくれる楽曲となっている。
そして、「トイ・ストーリー」シリーズ1・2作目では原案、『トイ・ストーリー4』では製作総指揮、『インサイド・ヘッド』『ソウルフル・ワールド』の監督も担っている、ピクサー・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーの肩書も持つ “ピクサーに不可欠な男” ピート・ドクターは「ドミー監督の脳内は、すごく不思議で独特で、いかに素晴らしいかを目の当たりにしていて、よく知っています。この映画は、まさにそんな彼女独特の才能が反映されていて、でも同時に誰にでも訴えかける普遍的な映画にもなっています。ピクサー映画ながら、そこにひとつ捻りが利いているんですよ」と、ピクサーらしさと奇想天外さが同居している本作に太鼓判を押した。
そのほか、会場にはディズニー&ピクサーの名作を数々生み出してきたプロデューサーのリンジー・コリンズらも登場するなど、豪華でキュートすぎるプレミアとなった。
▲ドミー・シー監督(左)&リンジー・コリンズ(右)。“自分らしさは、ひとつじゃない” ──レッサーパンダになったことでメイが見つけた、 ”本当の自分” とは!?
今を生きる人々を笑顔で包み込み、誰もが驚き、笑って、思わず泣いてしまう奇想天外な物語が、この春やってくる!
>>>豪華メンバー集結のワールドプレミアの様子を見る(写真4点)『私ときどきレッサーパンダ』配信表記:3月11日(金)よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始配給表記:ウォルト・ディズニー・ジャパン監督:ドミー・シー製作:リンジー・コリンズ日本版声優:佐竹桃華(メイ)、木村佳乃(ミン)ほか(C)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.