• コシュニエの楽曲が引き出した!新しい『藍井エイル』の魅力!
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2022.02.19

コシュニエの楽曲が引き出した!新しい『藍井エイル』の魅力!

藍井エイル『PHOENIX PRAYER』

2月16日(水)に藍井エイルが歌うTVアニメ『15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ』第2クールのオープニングテーマ『PHOENIX PRAYER』が発売された。

藍井エイル本人が大ファンを公言し、公私ともに親交のある、同じくアニメのエンディングテーマを担当するCö shu Nieが、楽曲提供及びプロデュースを務めたことで話題となっている。表現力豊かな実力派アーティストとして活躍の場を広げている藍井エイルに、『PHOENIX PRAYER』について伺った。

――『PHOENIX PRAYER』が、『15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ』第2クールのオープニングテーマとして流れることについてご感想をお願いします。
藍井 いま藍井エイルは10歳(10周年)なんですが、『コードギアス』は藍井エイルが生まれる前から観ていた作品なので、こうして10周年を迎えたタイミングでオープニングテーマを歌わせてもらえて、すごく嬉しいです。『コードギアス』のダークな世界観が好きな作品だったので、本当にありがたく思っています。

――Cö shu Nie(コシュニエ)が、楽曲提供及びプロデュースを務めていますが、はじめに楽曲を受け取ったときの気持ちや、歌ってみた感想をお願いします。
藍井 元々の『PHOENIX PRAYER』は、いま配信されているキーよりも高かったんですよ。割とファルセットがメインな楽曲だったんですが、サビの部分は、ファルセットで綺麗に歌い上げて、それ以外はチェストでしっかりと藍井エイルらしく歌いたかったので、少しだけキーを変えさせていただきました。いままでファルセットで歌うのが苦手だったので、今回のように強く歌えるようになったボイトレの大切さも改めて感じました。『PHOENIX PRAYER』はCö shu Nieさんに、新しい藍井エイルを引き出してもらえた、すごく大切な楽曲です。

そして、私自身がCö shu Nieさんの大ファンで!どれくらい好きかというと、東京公演のライブチケットが売切れだったので、名古屋まで遠征を考えていたのですが、高熱がでたため、配信ライブのチケットを購入して観ていたくらい大好きなアーティストなので、このコラボレーションが奇跡だと思えるくらい嬉しいです。

――中村未来さんが「危なっかしいくらい前向きに希望へと向かう〝PHOENIX PRAYER 〟とエイルの大人びた声の切実さのバランスがわたしのお気に入りです」とコメントを寄せておりますが、このコメントを受けての感想をお願いします。
藍井 お友達なので「未来」って普段から呼んでいるんですが、未来は私と真逆のタイプなんです。すごく大人で落ち着きがあって、聡明で、知識も豊富で、趣味が音楽の人なんです。音楽を作ることで気持ちが浄化されていくような人なんですが、その未来が作る楽曲って、プログレだし、少し狂気的なところがあったり、逆に美しさが際立つ曲があったりするんです。レコーディング中は、まるで未来が作ってくれた歌詞の世界に自分が存在してるような気持ちで歌うことができたので、すごく楽しかったです。包容力だったり、優しさだったりを表情豊かに、その中にある決意をイメージして、しっかりとストーリーを感じながら歌うことができました。

――『蝋燭メトロノーム』の意味や、作詞に込めた想いやテーマ、曲の印象など教えてください。
藍井 いつも歌詞を書くときにテーマから考えるんですが、この曲を聴いて思ったのが、ダークとは少し違うグロポップ。例えば、血の色は赤ですが、この曲ではピンクのイメージを持ちました。なので、グロポップなイメージにしたいと思い、お風呂に入ってるときも、ご飯を食べてるときも、寝る前もテーマを1週間ぐらい悩んで考えていました。主人公は女性のイメージが強かったので、理性的な女性がどんどん本能的になって、本当の自分を隠しきれなくなってしまった姿をテーマに書かせていただきました。

タイトルの『蝋燭メトロノーム』ですが、これは皆さんの想像にお任せします。ヒントは、「熱くって惚れ込んだドロリとした赤い芸術」なので、タイトルの意味を想像してみてください。

――『蝋燭メトロノーム』の聴き所は?
藍井 Dメロの「むしろ叫べ!」で本当に叫んだり、ラストのサビ「ただ本音を隠してただけなの」では、ぶりっ子をして笑いながら歌ってたりしています。歌ってるときに「あれ? こうやって歌うのも面白くない?」って思いついて試してみたのですが、主人公を演じながら歌っているような感じになり楽しかったです。

櫻井靖之

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