• 榎木淳弥がバドミントンと会社員の二刀流に挑む『リーマンズクラブ』
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2022.01.05

榎木淳弥がバドミントンと会社員の二刀流に挑む『リーマンズクラブ』

白鳥尊役を演じる榎木淳弥さん。 撮影/大山雅夫


――今回、尊のダブルスでのバディとなる宮澄建役を演じるのは三木眞一郎さんですね。

榎木 レギュラーでの共演は初めてだったのですが、誰に対しても凄く礼儀正しい方ですし、後輩の意見も尊重してくださる方なので、何をやっても受け止めてくれる感じがあって、凄く居心地が良いです(笑)。
▲尊とダブルスを組むことになる宮澄建(右)。尊にとってはバトミントン部と営業部両方の先輩となる。

――最初から良い関係性なんですね。

榎木 僕はちゃんと相手を感じていれば、自然と良い関係が作れていくと思っているのですが、お互いに最初からそういう気持ちがあったのかなという感じで。良い関係性が作れていると思います。

――素敵です。三木さんとの掛け合いで印象に残っているところがあれば、お聞かせください。

榎木 結構アドリブで会話するシーンが多いんですが、そこで僕が投げかけた言葉を、さらに僕が反応しやすいように返してくださったり……。アドリブって結構セリフを考えるのが大変というか、ずっと頭が回転している感じなんですけれど、三木さんとのシーンはあまり考えることもなく、スムーズにぽんぽんぽんと掛け合いができた気がします。そこは三木さんのお力で助けていただいたんだなと思いますね。

――例えば、どんな場面でアドリブが入って来るんですか?

榎木 尊たちは社会人なので、飲み会のシーンが結構あるんですよ。そこで動きに合わせて、ちょこちょこ入れたりしています。

――三木さん以外にも柿原徹也さんや逢坂良太さん、石川界人さんらも共演されていますね。

榎木 柿原さん演じる竹田とは、仕事のプロジェクトで一緒に会話するシーンも多いので、掛け合いのシーンは結構ありますね。柿原さんの、場を明るくしてくれる雰囲気みたいなものは、一緒にやっていて本当に有難いし、面白いなと。

――先程、バドミントンシーンに凄く気合が入っているとおっしゃっていましたが、具体的な見どころなどを教えて頂けますか。

榎木 PVを観ていただくと分かると思うんですが、まず動きが凄く滑らかでリアル志向なんです。その一方で、この作品には尊が使う「先読み」という能力が出てきまして、その力が発動するシーンはアニメならではのダイナミックな動きとBGMで凄く気分を上げてくれるんです。そういうところはリアルとデフォルメの描写が混ざり合う妙を楽しんでもらえるんじゃないでしょうか。

――会社員のシーンも、そういう意味ではリアル志向?

榎木 尊も結構しっかり会社員をしていますよね(笑)。会社員とプレイヤーの顔が地続きで繋がっている感じは面白いんじゃないかなと思います。一緒に仕事をすることで生まれる仲間との関係性の変化もプレーに現れたりしてきますしね。

――榎木さん自身は、生活の中で声優の仕事に繋がっている、役に立っていると感じることはありますか。

榎木 そうですね……声優業ってやっぱり日常生活と繋がっているお仕事なので、普段から自己観察をするようにしています。例えば「相手にどう思わせたくて、自分はこの発言をしたのか」をなるべく考えるようにしたりしているんですが、この癖は凄く役立っている感じがしますね。

――もし榎木さんがサラリーマンを目指していたなら、どんな職種になっていたと思いますか。

榎木 パソコンなんかはあんまり使えないので営業なのかな、と思うのですが、どうでしょう(笑)。飲食業への興味もあるので、そっち方向なら情熱は出るのかも……。

――作品中の登場人物で、個人的に友達になるとしたら誰でしょうか。

榎木 一番クールなキャラクターが石川界人くんの演じている佐伯蒼汰なんですが、ああいうタイプの人が心を開いたらどういう感じになるんだろう、という興味があります。

――そういう時には、榎木さんから声を掛けていく?

榎木 積極的とまではいきませんが、なるべく色々な人と仲良くなったほうが自分も楽しいので、機会があればなるべく話しかけるようにはしていますね。

――ちなみに尊は、所属するサンライトビバレッジの「納豆コーラ」が好きですが、榎木さんにはこれがないと困るという食べ物はありますか?

榎木 焼きそばが好きです。お金があんまり無かった若い時から、スーパーで売っている自分で調理して作る焼きそばをよく食べていますが、あれがなくなったら困りますね。

――もしかして、自炊は得意な方ですか。

榎木 毎日じゃないですけど、ちょくちょく自炊はしています。とはいえ、洗わずに使えるカット野菜なんかを焼きそばと一緒に炒めたりするくらいですけどね(笑)。

――ありがとうございます。では最後に、改めて『リーマンズクラブ』の見どころや魅力を読者にアピールしていただけますか。

榎木 主人公の尊は挫折を経験して今のチームにやって来ます。仕事とバドミントンを通じて仲間が増えていく中で、コートと仕事場どちらでもサポートし合う関係を築いていきます。スポーツとサラリーマンドラマの両方を存分に楽しんでいただけるところが、この作品ならではの面白さですね。
ちなみにリーマンズ「ラブ」の要素は多分ないですが(笑)、その分バドミントンの熱い描写や魅力を存分に感じていただけると思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

>>>榎木淳弥さんのアナザーカット、『リーマンズクラブ』場面カットを見る(写真10点)

(C)Team RMC/サンライトビバレッジ広報部

アニメージュプラス編集部

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