• マーベル・スタジオが贈る『エターナルズ』MovieNEX3/4発売!
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2021.12.24

マーベル・スタジオが贈る『エターナルズ』MovieNEX3/4発売!

『エターナルズ』 1月12日(水)デジタル配信開始/ 3月4日(金)MovieNEX発売 (C) 2021 MARVEL 発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン


◆PRODUCTION NOTE
●<エターナルズ>とは何者なのか
1976年に初版が出版されたジャック・カービーによるオリジナルのマーベル・コミックブックの『エターナルズ』は、この映画にインスピレーションを提供している。エターナルズは遠い惑星オリンピアからやってきた不死の異星人の種族で、ディヴィアンツと呼ばれる捕食異星人たちから人類を守るため、何千年も前に地球にやってきた。エターナルズはセレスティアルズによってディヴィアンツの脅威を警戒するよう促されたのだ。セレスティアルズはマーベル・スタジオの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で初めてちらりと登場したコスミック・ビルダー(宇宙の造り手)の種族だ。

地球で数千年間を過ごしながら、この惑星だけでなく人類と文明を守るというエターナルズのミッションは、現代の思想に繋がるものがある。それは、世界中の人類がどのように協力し合うべきなのか、地球を管理する者としての人類の責任についての考え方だ。製作のネイト・ムーアは「それはきっと観客の心に響くものとなるでしょう。なぜなら、アメリカ社会としても、世界全体の社会としても、私たちはこの地球との関係の持ち方という問題について、また、人間同士の関係の持ち方という問題について取り組み始めていますからね。それが探究すべき大切なテーマである理由は、そこにおもしろさがあるからです。アクションもあるでしょう。しかしテーマ性という観点で言えば、これは観客が求めているタイプのストーリーテリングだと思うのです。日常ベースで直面していることという意味でね」と語る。

また、クロエ・ジャオ監督は、「私の考えでは、この映画でエターナルズが経験する心の旅路や変化は、人間の性質の一側面を表しているものであり、私たちはそれを探究したいのです。彼らは私たち二重性の探究を表現しています。つまり、彼らが7000年も生きてきた中で、私たち人間に何かを見い出して、それを好いたり嫌ったりすること自体が、彼らそれぞれの性格を雄弁に物語っていると同時に、私たち自身のことも雄弁に物語っているというわけです」と語る。


●<エターナルズ>の製作の裏側
『エターナルズ』はマーベル・スタジオにとってこれまでで最も野心的な作品のひとつだ。その規模は壮大で、ストーリーは地球上と宇宙を舞台に7000年以上に広がっている。この物語にはフラッシュバックもビジョンもラブストーリーもたくさんのサプライズも含まれている。ジャック・カービーによるオリジナルのコミックスと同じように、フィルムメイカーたちは意図的に映画のスクリーンではあまり描かれてこなかった歴史の部分を掘り下げることにした。

ストーリーは、文明の夜明けである紀元前7000年の古代メソポタミアで始まり、次いで、社会を築こうとする人類をエターナルズがアシストする紀元前 2500 年の古代バビロンへと飛んでいる。このグループがその次に描かれるのは西暦400年の東南アジアのグプタ朝、そこから更に時代は西暦1521年のアステカ帝国の滅亡へと飛んでいる。現代においても、ロンドン、ムンバイ、サウスダコタ、シカゴ、アラスカ、オーストラリア、アマゾンの森林など、地球上の様々なところに四散している。そういった幅広い地形が登場することで、創作においては、それぞれの環境に似た適切なロケーションを見つけ出すことが必要とされた。

クロエ・ジャオ監督は、ロケーションをベースにしたフィルムメイキングという自然主義的なスタイルを採用し、実行できる限り最大限に実際のロケーションを舞台にした撮影を求めた。その結果、この映画のロケ地には、ロンドンやイギリスの田舎、さらにはカナリア諸島のいくつかの異なる場所など、様々な環境が含まれている。監督は「このストーリーを語る上で、私たちは壮大さと親密さの両方を捉え、ビジュアル的にそれらの要素をまとめる必要がありました。私たちは主にロケーションで撮影しています。ワイドアングルの球体レンズとディープ・フォーカスを使うことで、キャラクター間の関係性や彼らが暮らす世界を掘り下げています。セルシが古代バビロンの村を歩く姿は、『ノマドランド』で現代のノマドのキャンプを歩くファーンの姿とまったく変わりません」と語る。

★公式サイト


『エターナルズ』
1月12日(水)デジタル配信開始/
3月4日(金)MovieNEX発売
(C) 2021 MARVEL
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

アニメージュプラス編集部

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