• 聴く+見る=必ず好きになる『フィロソフィーのダンス』が新曲を語る
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2021.12.01

聴く+見る=必ず好きになる『フィロソフィーのダンス』が新曲を語る

『フィロソフィーのダンス』左から十束おとは、日向ハル、奥津マリリ、佐藤まりあ

2021年12月1日(水)に『フィロソフィーのダンス』(通称:フィロのス)の4thシングル『サンフラワー』が発売される。表題曲はオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』の主題歌に起用され、フィラデルフィア・ソウルの香りを纏ったサウンドで映画を彩る。歌声を聴けばきっと見たくなり、見たらきっと好きになる! そんなアイドル『フィロソフィーのダンス』の奥津マリリ、佐藤まりあ、日向ハル、十束おとはに、収録される全曲の魅力やアニソンについて語ってもらった。

――TVアニメ『魔法科高校の優等生』エンディングテーマ『ダブル・スタンダード』に続き、劇場アニメ『フラ・フラダンス』の主題歌『サンフラワー』を歌うことになりましたが、タイアップソングを歌ってみての感想を教えてください。
マリリ 「うれしい」というのが率直な感想です。『ダブル・スタンダード』は、「好きだとちゃんと伝えて」と深雪(主人公)の乙女心をイメージして作った可愛らしい歌詞で、アニメのタイアップは初めての経験だったので、作品の中にどのように落とし込めるか、どう入っていけるのかなと、すごく緊張しました。それと、エンディングの映像が、ちょっとセクシーだったので、意外な展開にビックリしつつ、大人な感じの曲とすごくマッチしていて嬉しかったです。



まりあ メジャーデビュー前を含めて6年間(2015年結成)ずっとライブメインで活動してきたので、TVから聴こえてくる自分たちの楽曲を客観的に聴くことができたのはすごく新鮮で、嬉しいと同時に驚きがありました。アニメと自分たちの主題歌を楽しみに、毎週TVの前で待機してる自分がいました。

ハル みんなと一緒で本当に嬉しくて、いままでいろいろな活動を頑張ってきてよかったなと思ったのが率直な感想です。『ダブル・スタンダード』の歌詞の中に「Dance with me」という歌詞があるんですが、それにちなんで「Dance with Me TOUR 2021」というメジャーデビューしてから初めてのツアーを行って、そこで『ダブル・スタンダード』も初披露しました。コロナ禍の影響でライブ活動ができなかったので、どのくらいの方に知ってもらえてるのか、まだ私たちに興味のある方がいるのかなって、ちょっと不安な状態が続いていたので、この曲と共に久しぶりに皆さんにお会いできて、ライブのスタートダッシュの思い出の曲にもなったので、自分のアイドル人生の中で節目の曲になりました。

おとは 私は小さいころからアニメがすごく好きで、その中でも電撃文庫作品は、好き過ぎてオーディションを受けて応援団になったのが芸能界入りのきっかけだったので、思い出の作品のエンディング曲を歌わせていただけることは、いままでの人生をふりかえっても、本当に嬉しかったことのナンバーワンくらい自分の中で大切な思い出です。それと同時にアニメの曲を歌うことの大切さというか、原作ファンの方の期待を裏切ってはいけないっていう気持ちもオタクだからこそとても責任を感じていて、いちから原作を読み返しました。歌詞の制作の際にも、アニメファンとしての意見を色々と伝えて盛り込んでもらったので、オタク冥利に尽きる作品ができました。自分たちの曲がエンディングで流れる経験をさせていただいたことが本当に嬉しかったです。そしてアニメから私たちに興味をもってくれる人が増えたので、いままで頑張ってきてよかったなと思いました。『サンフラワー』は主題歌に抜擢されて、主題歌って作品のすごく大きい象徴じゃないですか。大人になっても、子どもの時に聴いていた歌を思い出すくらい、印象的なものだから、絶対に良いものを作らねばと思いました。さらに、制作陣の名前を見て「こんなに豪華なスタッフ陣の映画の主題歌なの!?」と。アイドルとしては本当にいい曲を歌いたい、オタクとしては世界観を壊さぬよう作品を盛り上げたい、映画を見た方にも楽しんでいただけて、いい曲だと思ってもらえるものを歌いたいっていう決意と覚悟をしましたという、長文早口メッセージでした(笑)。
十束おとは(とつか おとは)

櫻井靖之

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