• KENNがファンへ贈る「甘酸っぱくて温かい」感謝のニューシングル
  • KENNがファンへ贈る「甘酸っぱくて温かい」感謝のニューシングル
2021.12.01

KENNがファンへ贈る「甘酸っぱくて温かい」感謝のニューシングル

ニューシングル『Love Story』をリリースしたKENNさん

『アイドリッシュセブン』『アオペラ-aoppella!?-』などの作品で、歌を披露する役柄を多く担当しているKENNさんが、ファンへの感謝の気持ちを込めたニューシングル『Love Story』を発売。
その制作の裏側、そしてKENNさんと縁の深いアーティストたちが提供した聴き応えのあるカップリング曲についてお聞きしました。

【Voice Feature:19 KENN】

──今回のシングルは、どのようなコンセプトで制作されたのでしょうか。

KENN ちょうど今年で僕も39歳になりまして、シングルを2年ほどリリースしていませんでしたので、「39=サンキュー」という語呂合わせで「 “感謝” をテーマにしたシングルを出してみるのはどうですか?」とプロデューサーさんからお声掛けいただいたのがきっかけです。
僕自身も、日頃からお世話になっているファンの方々に、何か形にして感謝の気持ちをお返しできたらと常々思っていましたので、そのご提案が自分の中でとてもしっくりきたんです。あと、シャレというか39歳だから「サンキュー」っていうのもシンプルで分かりやすくていいと思ったので、「ぜひこの方向性でやらせてください」とお願いして制作がスタートしました。

──『Love Story』を表題曲にした理由は?

KENN 今回のシングルは、僕が今まで出演した作品などを通してお世話になってきたクリエイターの方々とコラボレーションさせていただけるということになりまして。そこで浦島健太さん、Akira Sunsetさん、伊藤賢治さんの3名のお名前を挙げさせていただきました。
それとは別に、MAGES.さんがお声がけくださったクリエイターの方々からの楽曲を何曲か候補としていただいて、その中からスタッフさん達と選んだ1曲が『Love Story』です。すごくキャッチーでかわいらしいし、聴いていてちょっと幸せな雰囲気というかポジティブで温かい気持ちになる曲だなと感じたんですね。シングル全体のコンセプトにも合うかなということで、この曲を表題曲にさせていただきました。

──この曲の歌詞を読んだ時の印象はいかがでしたか。

KENN ちょっぴり自信のない男性が、背伸びしたり勇気を出したりしながら、恋する女性と二人で幸せになりたいと思う……ちょっと甘酸っぱいというか、青春を感じるような恋と愛を描いた歌詞になっていると感じました。

──レコーディング時の印象的なエピソードなどはありますか。

KENN 最初の印象としては、幸せムード溢れる楽曲だったので、かわいらしさとか初々しさとかそういった要素も入れてみようと思っていたんですね。でもじつはラップっぽい要素もあるのに、メロディはきっちりしているシビアなテンポ感の曲でかなり苦戦しました。
メロディを崩して歌うミュージカル的なエッセンスも入っていたりするので、感情を出しすぎても大仰になってしまうんです。なので、引き算を上手く使う感覚で歌っていきました。すごくやりがいのあるレコーディングだったこともあって、例えるなら音ゲーで難しいモードをクリアしたような達成感というか「やってやったぜ!」感が収録後にありました。

──では、続いてカップリングとして収録された3曲についてお聞かせください。クリエイターの方たちと、最初にどのような打ち合わせをされましたか?

KENN 浦島さんはR&Bチックなサウンドがお得意な印象がありましたので、そういう方向性のものや、ちょっとバンドっぽい感じの曲を。そしてAkiraさんには聴いてくださる方を元気づけるようなポップでアイドルソングのような楽曲にしましょう、とプロデューサーさんからのご提案もあり、お願いしました。

もう1曲はバラードにしましょうということで、バラードは伊藤さんにお願いする事になりました。伊藤賢治さんは、『ロマサガ』『パズドラ』みたいなクラシック・ロックのパブリックイメージが強いと思いますが、僕個人としてはバラード曲がすごく好きなんです。とくに『Rising Sun』が大好きでした。

アニメージュプラス編集部

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