• 舞台『千と千尋の神隠し』出演者が語る原作アニメ愛&MYベストシーン
  • 舞台『千と千尋の神隠し』出演者が語る原作アニメ愛&MYベストシーン
2021.11.11

舞台『千と千尋の神隠し』出演者が語る原作アニメ愛&MYベストシーン

会見に臨む舞台『千と千尋の神隠し』のキャスト陣  (C)2001 Studio Ghibli・NDDTM (C)2001 Studio Ghibli・NDDTM

12月9日、舞台『千と千尋の神隠し』の製作発表会見が東京都内で行われ、千尋役の橋本環奈・上白石萌音をはじめとするキャスト陣と、翻案・演出を務めるジョン・ケアード、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーらが出席し、報道陣の前で意気込みを語った。

本作は、スタジオジブリの宮﨑駿監督により2001年に公開されたアニメーション映画『千と千尋の神隠し』の初の舞台化作品。東宝創立90周年を記念して舞台化されたもので、2022年3月より、東京・帝国劇場にて世界初演される。

会見には千尋役の橋本環奈、上白石萌音、ハク役の醍醐虎汰朗、三浦宏規、カオナシ役の菅原小春、辻本知彦(※辻のシンニョウは点1つ)、リン/千尋の母役の咲妃みゆ、妃海風、釜爺役の田口トモロヲ、橋本さとし、兄役/千尋の父役の大澄賢也、湯婆婆/銭婆役の夏木マリ、朴璐美、そして翻案・演出のジョン・ケアード、共同翻案の今井麻緒子、池田篤郎(東宝常務執行役員演劇担当)、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが登壇した。

ジョン・ケアードが熱望したという舞台化の経緯について、鈴木プロデューサーは宮﨑監督とのやりとりを振り返り、「(宮﨑監督は)『いいよ』の一言だった。『もう俺の手は離れたから。あんなに多くの人に支持されたんだから、もう俺のものじゃない。皆さんのものだ』という感じでした」とコメント。ケアードもそれを受けて、「(意外とOKが出て)急にやらなきゃいけないんだとパニックに陥いりました」と当時の心境を話した。

ケアードは、宮﨑監督について「子供の心理に入り込むことができるのは天才的。80歳の今でも、まだ子供のように考えることができる。チャールズ・ディケンズやアンデルセン、ルイス・キャロルと並ぶ、歴史に名を残す人物だと思う」と絶賛。合わせて、宮﨑作品には欠かせない久石譲の音楽の素晴らしさについても賛辞を送り、鈴木プロデューサーには「良いことやって」、宮﨑監督には「楽しんで」と声を掛けられたので、「良いことができるかはまだ分からないが、楽しい作品になることは保証する」と舞台への意気込みを語った。


(C)2001 Studio Ghibli・NDDTM

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事