• 茅原実里が語るラストアルバム「歌手活動の節目、新たな始まり」
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2021.11.18

茅原実里が語るラストアルバム「歌手活動の節目、新たな始まり」

ラストアルバム『Re:Contact』をリリースした茅原実里さん



4.いつだって青空

人にも音楽にも誠実な黒須さんの人柄がそのまま音に生まれ変わったような優しい楽曲だなって感じました。私が元気になれる曲をプレゼントしてくれました。
みんなの心がひとつになって、幸せになれるような曲を……と、お願いしていたんです。初めて家でデモを聴いた時は、涙もでちゃうし、気づいたら笑顔になってるしで感情が大変でした~(笑)。最後に黒須さんの曲を唄いたかったので、嬉しかったです。

こだまさんには、久々に打ち合わせでお会いしました。とにかく顔を見るだけでボロボロ泣いてしまって……困らせてしまったような気がします(笑)。私はランティスさんで音楽活動をはじめた時からこだまさんの歌詞が本当に大好きだったんです。今回は、陽だまりのような温かいメッセージをいただきました。なにかに包まれているような安心感があって、こだまさんの優しさが心に染みました。これから先の未来にもたくさんの喜びが溢れているんだよ、待っているんだよって。泣いてばっかりだった私の心を青空にしてくれました。

5.Sing

ケニーに曲を作ってもらうのは初めてでした。ランティスさんで音楽活動をスタートして2007年からバンマスとして私を支えてくれたケニーこと須藤賢一さんにどうしても曲を作ってほしくなって、お願いしました。
打ち合わせの時に詞先でいくことが決まったので、河口湖ステラシアターで最後のライブを終えてから書き始めることにして……。ファンのみんなからの気持ちを受け取ってから自分と向き合って書いてみようと思いました。『サマチャン』後は締め切りまで一週間なかったんですけど、みんなへの想いを綴るのにそんなに時間はかかりませんでしたね。真っ直ぐな気持ちを歌詞にしました。

私は歌とみんなの笑顔が大好きでした。それだけで生きていける! っていうくらいに(笑)。だから、本当はみんなと離れてしまうことが悲しくて寂しくてたまらないんです。歌から離れれば、きっとみんなに会う機会も少なくなってしまいますからね。だから “いつだって同じ空の下にいるよ!”って伝えたかったんです。
いつだって私はみんなのことを応援してるし、いつだってみんなには笑っていて欲しいから。自分自身に言い聞かせているところもあるのかもしれません。これからもずっと、みんなと私はいつだって同じ空の下にいるんだから! って(笑)。

>>>茅原実里さん『Re:Contact』の写真を全て見る(写真5点)

アニメージュプラス編集部

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