• ウルトラマンを好きでいてほしい! 寺坂頼我&濱田龍臣 対談
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2021.10.30

ウルトラマンを好きでいてほしい! 寺坂頼我&濱田龍臣 対談

寺坂頼我さん(左)と濱田龍臣さん(右) 撮影/真下裕(Studio WINDS)


◆ケンゴのスマイルに注目◆

――『ウルトラマントリガー』も後半へと突入してきました。これから『ウルトラマントリガー』を観るにあたって、「こういうところに注目すると面白くなるぞ!」というところがあれば教えてください。耳を大きくされている方もいるようですが(笑)。

濱田 はいっ。大きくしている方います!

寺坂 今作では、コメディラインで活躍したり、シリアスな部分があったりとイグニスさんがいろいろとかき回してくれています。実はイグニスさんは背景が重たいので、その背景が、物語とどう絡んでくるのかは面白いポイントだと思います。僕たちとの関係性も今後どうなっていくのか、期待してほしいです。あと、アキトが今回一番心の浮き沈みが激しくて。そんなアキトに対するケンゴの言葉、普通だったら言えないようなこと、超ポジティブなことを言うので、子どもたちには、こういう人になりたいな、って思っていただけるとうれしいです。難しいですね、ここを観てくださいって言うと、ネタバレになっちゃいそう。ただ最後まで観ないと、謎がわからないので、最後まで観ていただいて、いろいろな謎を解決していただければと思います。

――濱田さんは今後の展開としてどういうことを期待していますか。

濱田 ティガのいた世界とは別次元の地球だということも明らかになってきて、そこから別次元でのティガとトリガー関係性が、三巨人たちの関係性はどういうことなのか? なぜケンゴが選ばれたのか? と、まだ完全にわかっていないところは、やっぱり最終話まで観ないとわからないと思いますので、ただひたすら楽しみです。ここからもどんどん謎が増えていって、今まだ謎な部分がどんどん明かされていくんだろうなっていう。ワクワクテカテカですね。

寺坂 テカテカ!?

濱田 テッカテカですよ。ちょっと面白い要素もありますしね。宇宙海賊が肩に鳥を乗っけてくるし。「あれ? なんか10年前に見たことある?」みたいな(笑)。一応関係者なので(笑)(※イグニス役の細貝圭さんは『海賊戦隊ゴーカイジャー』にバスコ・ダ・ジョロキア役で出演しており、その劇場版『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』に、濱田さんは幼いマーベラス役で出演した)。ウルトラマンゼットの出演も面白かったし。ケンゴとハルキの絡みは、やっぱり味を出しているなと思いましたが、ハルキは裏であんなことを言ったのかとか。そういう裏話も聞けたのは面白かったし。この先の『ウルトラマントリガー』の世界が紡いでいく物語、その終着点を楽しみにしております。

――寺坂さんとしてはケンゴのドラマとして注目してほしいところはありますか。

寺坂 ケンゴは「スマイル」という言葉をよく言っていますが、意外と重たい過去も持ち合わせているんです。過去をどう乗り越えていくか、どんな形で消化していくのかは、注目ポイントだと思います。

――まだ明らかにされていないケンゴの内面というか、そういった部分がドラマにより絡んでくるんですね。では改めてファンの皆さんにメッセージをお願いします。

寺坂 今作は、『笑顔』がキーワードになっている作品なので、純粋に楽しんでもらって笑顔になっていただけたら嬉しいし、作品を観てくれた方が周りの人のために動く原動力になって、さらに素敵な笑顔が溢れる毎日を送っていただけたら嬉しいなと思うので。ウルトラマントリガーと共に、また人生を楽しく歩んでいただけると嬉しいです。

――では濱田さん、いち視聴者代表としてお願いします。

濱田 始まる前から考察が特に多かったシリーズだと思います。タイトルにも『ニュージェネレーションティガ』というワードが入っている中で、物語のつなげ方や、逆にどう差別化していくかがすごく難しかったと思います。このあと、一体どういうことが明かされていくのかが、楽しみで楽しみで仕方がないです。またウルトラマンの話をいろいろして、みんなで笑顔いっぱいのTwitterライフを送りたいと思います。

C)円谷プロ (C)ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京

アニメージュプラス編集部

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