• 『スター・ウォーズ:ビジョンズ』新たに2作品のあらすじ公開!
  • 『スター・ウォーズ:ビジョンズ』新たに2作品のあらすじ公開!
2021.09.18

『スター・ウォーズ:ビジョンズ』新たに2作品のあらすじ公開!

(C)2021 TM & (C) Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.


一方、『タトゥイーン・ラプソディ』から解禁された場面写真では、砂漠の惑星タトゥイーンを舞台に、まるでジェダイのような服装に身を包んだボーカル担当のジェイ、左にはギター担当のドロイド・K−344(愛称カーティ)、そして赤い肌に3つの顔があるドラムのランら、バンド “スター・ウェイバー” の姿が描かれている。

それぞれ事情を抱えたバンドメンバーだが、アウターリムを転々としながらライブ活動を行っている。しかし、バンドリーダーのギーザーが凄腕賞金稼ぎボバ・フェットに連れ去られてしまい、犯罪王ジャバに自分たちの命と引き換えに “最期のライブ” をさせてほしいと持ち掛ける…。

正史にも登場する人気キャラクターのボバ・フェットやジャバ・ザ・ハットなど、お馴染みのキャラクターが登場するのも楽しみの一つ。『スター・ウォーズ』ファンが楽しめる作品となっている。

<『タトゥイーン・ラプソディ』あらすじ>
元ジェダイや廃棄ドロイドなど、訳アリのメンバーが集いアウターリムを転々としながらライブ活動をしていたバンド、スター・ウェイバー。
バンドリーダーのギーザーはギャング稼業の一族から裏切り者として追われ、ついには凄腕賞金稼ぎボバ・フェットに連れ去られてしまう。
ギーザーの公開処刑が近づく中、バンドメンバーは惑星タトゥイーンの犯罪王ジャバに取引を持ち掛けた。
自分たちの命と引き換えに、最期のライブをさせてくれないか、と……


本作を手掛けたスタジオコロリドは、初の長編アニメとなる映画『ペンギン・ハイウェイ』が日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、注目を集める新進気鋭のアニメスタジオ。この度抜擢された新鋭監督の木村拓は、自身が大ファンである『スター・ウォーズ』作品を手掛けた心境について、「本当に『スター・ウォーズ』を作って世界に配信されるのか? と、実感がない中で制作していました。実感が湧いてからは、大好きな『スター・ウォーズ』を作れる興奮と同時に、この新しい世界を受け入れてもらえるのか? という不安もありましたが、今は早く見ていただきたくてウズウズしています。」と興奮を交えながら語っている。

また、『スター・ウォーズ』といえば戦いやアクションなどのイメージがある中で、異色の ”ロックバンド” をテーマにした理由については、「プロジェクトは従来の設定にとらわれず自由な発想の企画を募集するということだったので、思い切ってジェダイとシスの戦いとは全然違った、この銀河の片隅に生きる人を描きたいと思いました。その中でも『スター・ウォーズ』の世界ではカンティーナバンドのフィグリン・ダンとモーダル・ノーズなど魅力的な音楽家が登場するので、そういった音楽家にフューチャーすれば今までとは違った作品になるのではないかと思いました。そして音楽の中でも今までに無いロックというジャンルと、ロックにおける反骨精神がうまく物語に機能するのではないかと考えました。」と、正史で作品を彩る ”音楽” からインスピレーションを受けたことを説明。
「この生きにくい銀河においても戦いではなく自分のやりたいことを貫きたいんだという人達がいてもいいし、それをテーマにすることがこの作品にとって正しいんじゃないかというふうになっていきました。」と語る。

また本作は、主人公ジェイのグローバル版を担当した吉野裕行をはじめ、英語吹き替え版ではジョセフ・ゴードン・レヴィット、ボバ・フェット役に『マンダロリアン』シリーズでボバ役の声優を務めた金田明夫、英語版では同シリーズでボバ役を演じるテムエラ・モリソンが務めるなど、豪華声優陣も話題となっているが、木村監督は「吉野さんに関しては日常会話の声を聞いただけでもジェイだ! と思うほど自分の中のイメージとピッタリハマっていて感動したのを覚えています。ボバ・フェットの声優は金田さんを懇願していたので実現した時は嬉しかったですし、正史の中に入れたような感動もありました。」と喜びと興奮を語っている。

そして、配信を目前に控え、「間違いなく今までにはなかった物語になっており、新たなスター・ウォーズを楽しんで頂けると思います。また、お決まりのセリフの他にも、小ネタやファンなら気付いてくれそうな要素を仕込んでありますので、ぜひいろんな人に楽しんでいただきたいです。」とファンに向けてメッセージを送った。

主人公ジェイの声を務めた声優・吉野裕行は「とにかく子供の頃から熱中していました。その世界観、物語、登場する全ての者・物、ただただ圧倒的!!!」と『スター・ウォーズ』愛を明かす。そして本作への参加については「ファンというのは明瞭であり複雑です。時に理解者であり、支援者であり、同時に非常に残酷な評論家でもある。これも1つの可能性として、作品を楽しんでくれたら嬉しいですね。怖いなぁ〜(笑) プレッシャーですよ?」と、プレッシャーを感じているよう。
しかし「これは言うなれば全ての可能性ではないのか。きっと今迄見たこともない作品であり、ここでしか楽しめない作品たちであると思います。」と本作を待ち望むファンにコメントを寄せた。

また、ボバ・フェットの声優を務めた金田明夫は日本のアニメスタジオと『スター・ウォーズ』がタッグを組んだ本プロジェクトについて「日本アニメの水準の高さはもちろんわかっていましたが、本当に驚きを隠せませんでした。素晴らしい事です。例えるならば、オリンピックで日本が全てのメダルを独占! ニッポンチャチャチャ! です。」とコメント。
さらに「『スター・ウォーズ』ファンの皆様。皆様の熱き応援のおかげで日本発信の『スター・ウォーズ』アニメに出演出来た事に心から感動しています。1977年映画館でリアルタイムで『スター・ウォーズ エピソード 4/新たなる希望』を、心震わせながら観ていた青年・金田明夫。こんな素晴らしい映画に出演したい! 携わりたい! そんな想いで座席に座っていた青年金田に44年の時を遡り伝えたい! 夢は叶うよ、と。」とファンに向けてメッセージを寄せた。

参加したクリエイターたちが、<スター・ウォーズ>そして<日本のアニメ>への熱い情熱を持って創り上げる、独自のビジョンで描いた9つの『スター・ウォーズ』は、9月22日(水)16時よりディズニープラスにて全9話一斉に日米同時配信開始だ。

>>>『村の花嫁』、『タトゥイーン・ラプソディ』場面写真を見る(写真5点)

『スター・ウォーズ:ビジョンズ』
ディズニープラスにて9月22日(水)16時より独占配信開始
(C)2021 TM & (C) Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事