• 『スター・ウォーズ:ビジョンズ』新たにあらすじ&場面写真到着!
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2021.09.16

『スター・ウォーズ:ビジョンズ』新たにあらすじ&場面写真到着!

(C)2021 TM & (C) Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.


一方、『T0−B1』から解禁された場面写真では、ジェダイを夢見る少年型ドロイドのT0−B1が青いライトセーバーを持つ姿が描かれている。T0−B1は唯一の人間であるミタカ博士と暮らしているが、ミタカ博士はT0−B1にライトセーバーの核となる “カイバークリスタルを見つけ出す” という試練を与えることに。しかしそのことがきっかけで、平和だった彼らの星に悪の手を招くことになってしまう…。

T0−B1を演じるのは、声優界のレジェンドとも言える野沢雅子。海外ファンからも野沢が演じることへの反響が大きく、彼女も「とっても嬉しいです、役者として最高です」とコメントしており、一体どんな物語になっているのか本作から目が離せない。

<『T0−B1』あらすじ>
ジェダイを夢見る少年型ドロイドのT0−B1は、唯一の人間であるミタカ博士と暮していた。
星に生命を宿らせるという博士の研究をそっちのけで夢ばかりみている彼に、ミタカは試練を与える。それはライトセーバーの核となるカイバークリスタルを見つけだすこと。
はりきって星中を探し回るT0−B1は、ミタカに禁止されていた地下室に足を踏み入れ、古い宇宙船を見つけてしまう。
この悪気ない行動が、平和だった彼らの星に悪の手を招いてしまうことに―。


本作のアベル・ゴンゴラ監督は、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門グランプリ・クリスタル賞など数々の海外の映画賞を総なめにした『夜明け告げるルーのうた』、上海国際映画祭で金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した『きみと、波にのれたら』などを生み世界から高く評価されている、サイエンスSARUを担うクリエイター。
本作では小さなドロイドがジェダイになりたいという夢を持ち成長していく姿を描いているが、ゴンゴラ監督は「僕らの持っていたアイデアは、 “引退したジェダイの科学者が、研究室にいるドロイドのアシスタントがフォースの適合者だということを発見する” というものでした。その一方で、僕らは60年代の日本の名作アニメやマンガ家の作品をオマージュしたいとも考えていました。そこで僕は、もしも小さなドロイドのアシスタントが、少年のような見た目で、若きヒーローとなるようなドロイドだったら面白いんじゃないかと考えたんです。ヒューマノイド(人間の見た目をしたドロイド)の方がきっと観客も身近に感じることができるだろうし、ストーリーもより冒険的になるのではないかと思いました。」と物語の着想を明かした。

さらに『スター・ウォーズ』が昔から好きだったというゴンゴラ監督は「このキャラクターのストーリーをオリジナル三部作に近いところに位置付けたいと思っていました。この作品にはあのビンテージ的な美学につながるものがあると感じていたからです。この作品で起こる出来事を、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の間の出来事とすれば、科学者のミタカは帝国から身を隠しているジェダイということになります。フォースの適合者のドロイドのT0−B1は、ジェダイになることや、オーダー66に続くバトルを夢見ていることになるでしょう。僕らには敵役が必要でしたが、帝国軍の司令官なら邪悪でシンプルな悪役として最高じゃないかとも思ったんです。」と『スター・ウォーズ』作品とのつながりを明かした。

そしてゴンゴラ監督は、60年代の日本の漫画から大きな影響を受けたことも明かし「キャラクターのデザインは、1960年代の日本の漫画から大きな影響を受けています。60年代の日本アニメーションといえば『鉄腕アトム』がよく話にあがりますが、ものすごく光栄なことに、僕は今回のエピソードで大野松雄さんにサウンド・デザインの仕事をしていただきました。彼はエレクトロニック・サウンド・エフェクトのパイオニアで、1963年のオリジナル・テレビシリーズの『鉄腕アトム』の驚異的なサウンドを担当していた人物です。今日の世界中の子どもたちや大人たちが、彼のサウンドを聴くことになるのは、ものすごく素晴らしいことだし、皆さんに楽しんでもらいたいと思っています。」と語り、まさに日本文化と『スター・ウォーズ』が融合した作品を作り上げた。

そして、多分に日本の影響を受けたキャラクターT0−B1(ティーオービーワン)を演じた野沢雅子は、役をオファーされた時の気持ちを「最高です!!」とコメント。T0−B1については「子供らしさの中に ”???” というところを持っているキャラクター。良い意味での裏切りもあり大好きでした。T0−B1と一体です」と明かす。

また海外のファンもレジェンド野沢雅子の『スター・ウォーズ』出演決定について、歓喜の反響が高まっている。海外にも多くのファンを持つ彼女は「とっても嬉しいです、役者として最高です」とコメントする。

さらに、『スター・ウォーズ』シリーズでハリソン・フォード演じるハン・ソロの日本語吹替版を演じてきた声優の磯部勉が、本作ではミタカ博士を演じており、磯部は『スター・ウォーズ』の魅力について「何と言っても冒険活劇のイメージですね。それが宇宙であれ、どこで物語が始まっても、最高の発想力の勝利の作品だと思います」と熱く語る。
そしてミタカ博士の声優を務めることについては「本当に嬉しい限りです。ここまでやってきて良かったと心底思います。」と明かし、「『スター・ウォーズ』は永遠の、人間にとって憧れの世界だと思います。我々も自身の感性を研ぎ澄ませて、その世界へ突入していきましょう。フォースと共にあらんことを!!」と本作を楽しみにしているファンへメッセージを送った。

参加したクリエイターたちが、<スター・ウォーズ>そして<日本のアニメ>への熱い情熱を持って創り上げる、独自のビジョンで描いた9つの『スター・ウォーズ』は、9月22日(水)16時よりディズニープラスにて全9話一斉に日米同時配信開始だ。

>>>『赤霧』、『T0−B1』の場面写真を全て見る(写真3点)

『スター・ウォーズ:ビジョンズ』
ディズニープラスにて9月22日(水)16時より独占配信開始
(C)2021 TM & (C) Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

アニメージュプラス編集部

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