• 伊藤美来と逢田梨香子が初対面を語る『白い砂のアクアトープ』対談
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2021.07.15

伊藤美来と逢田梨香子が初対面を語る『白い砂のアクアトープ』対談

▲伊藤美来さん(左)と逢田梨香子さん


――キャラクターではなく、お二人の初めての出会いや、その時の第一印象は覚えていますか?

逢田 初めて会ったのはいつだっけ……?

伊藤 ちゃんとお話したのはこの作品が初めてだよね。その前にも、アニサマなどの機会にお会いすることはあったけど。

逢田 そうそう。

伊藤 初めて会った時は、「なんて美人なんだろう!」と思いました(笑)。どんなお芝居をされるのかワクワクしていたんですが、第1話のアフレコの時は人見知りしていたこともあって、どうやって話しかけようかソワソワしていたのを覚えています。実際話してみたら、落ち着いていてすごく頼りになる、まさに “お姉さん” だなと思いました。

逢田 (笑)

伊藤 今もその印象は変わらないですが、回を重ねるごとに距離感も縮まってきて、よくゲームの話や雑談で盛り上がっています。

逢田 私も、ちゃんとご一緒する前から美来ちゃんのことは知っていたので、「かわいい子だな」ってずっと思っていました。そういえばアニサマの時、食堂でご飯を食べていたら、リハーサル中の美来ちゃんがモニターに映っていて。「すっぴんなのになんでこんなに可愛いの!?」と、マネージャーさんと大盛り上がりでした。

伊藤 え!? 初耳なんだけど(笑)! 恥ずかしい!

逢田 実際話してみたらイメージ通りでしたし、ほわほわしていて不思議な空気感を持ってる方だなと思いました。アフレコで真面目に役と向き合っている姿が、真面目なくくると重なって見えることも。根が真面目な方なんだろうなって思いました。

――演じる際に意識していることをお教えください。


伊藤 くくるを演じる時は、沖縄で育った女の子ならではの明るさや素直さを大切にしています。スタッフさんからも、「くくるはハイビスカスみたいな女の子です」と教えていただいたので、周りをパっと明るくできるようなテンションや、くくる自身が持っている明るさを意識して演じています。周りを巻き込んで突っ走ってしまうけれど、最終的には愛される女の子になったらいいなと。

逢田 風花は、前半は元気がなくて影のあるイメージ。でもくくると出逢ってどんどん明るくたくましくなっていくので、その変化を意識しながら演じました。どのセリフにも、くくるや周りの人を思いやるような意識で演じています。話数が進むにつれて、風花の成長を感じてただけたらうれしいです。

――ディレクションで印象的だったことはありますか?

伊藤 「まだまだくくるの元気が足りない」というディレクションですかね(笑)。朝の収録ということもあって、テンションをあげるように頑張っています。くくるは、「がまがま水族館」の館長でもあるので、仕事の時の真面目な雰囲気と普段との切り替えもしっかりつけるようにしています。あと、風花との掛け合いで、長めのアドリブを任されることもあるんですが、最初は私たちの息が合わなくて笑ってしまったり、だんだん息が合うようになってきたり(笑)。

逢田 アドリブは風花として楽しく遊んでいます(笑)。ディレクションでは、「くくるに対する気持ちをセリフにしっかり乗せて」と言われることが多くて、「もっと優しく」と何度も言われましたね。

――是非注目してほしい見どころはどんなところでしょうか?

伊藤 沖縄にやってきた風花が、全く知らない環境や仕事に慣れていこうと頑張るのですが、その風花が次第に仲間になっていく過程が見どころです。

逢田 くくるは、風花が来るまではずっと一人で頑張っていたんです。周りのみんなが、「がまがま水族館」の閉館を受け入れて、もう無理だって思っていたからこそ、風花が一緒に頑張ってくれたことが、きっと心強かったんじゃないかな。時には暴走しがちなくくるにブレーキをかけてあげるなど、良いコンビになっていくところを注目してみてください。

(C)projectティンガーラ

アニメージュプラス編集部

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