• 22/7天城サリー、西條和が語る1stアルバムの魅力と錦糸町事件
  • 22/7天城サリー、西條和が語る1stアルバムの魅力と錦糸町事件
2021.07.13

22/7天城サリー、西條和が語る1stアルバムの魅力と錦糸町事件

22/7(ナナブンノニジュウニ) 左:天城サリー(あまきさりー)さん、右:西條和(さいじょうなごみ)さん


――22/7は結成されてから5年目になりますが、いま振り返ってみての感想、一番思い出に残っているエピソードなどあれば教えてください。

天城 いろいろな濃いエピソードがありすぎるんですが(笑)、私の中では笑い話にもなっている「錦糸町事件」ですね。メンバー全員が集められて、みんなのMCがつまらない。もっとひとりひとり個性を出していかないと、誰も輝かないっていう話をしていただいたんですが、当時の私たちは、MCも台本を丸暗記する状態だったんです。いま思うと、つまらないことをしていたなと思います。その後、メンバー全員で次のMCはスタッフさんには内緒で自分たちで変えてみようって話になって、2017年10月22日に錦糸町で行われたデビューシングル『僕は存在していなかった』の発売記念追加イベントで、ぶっつけ本番のフリートークに挑戦してみたら、見事にすべってしまいまして……、当時のマネージャーさんを泣かせてしまい問題になってしまいました。いまでもすごく反省しています。ですが、その「錦糸町事件」があったからこそ、メンバー同士のコミュニケーションが深まり、ファンの方々に私たちのことを知ってもらえるようなトークをスタッフさんに提案したりするなど、一歩成長できたかなって思います。ターニングポイントになった「錦糸町事件」は記憶に残っています。

西條 私はデビューするまで海外に行ったことがなかったんですけど、2019年の北京でのライブが思い出に残っています。北京のファンの皆さんから、すごく大きな声援をいただけて、海外でもこんなに応援をしてくださる方々がいるんだなって、すごく衝撃を受けた日でした。サリーちゃんはアメリカ語……じゃなくて。

天城 英語(笑)。

西條 そう、英語(笑)を話せるから、もっと海外にも行けるようになったらいいなって思うぐらい記憶に残っています。

――今後やりたいことなどがあれば教えて下さい。

天城 私はパシフィコ横浜で見た景色が忘れられなくて、もっともっと大きな会場に立ちたいという気持ちが芽生えたので、それこそ武道館にも立ちたいですし、たくさんのファンの方々に私たちのパフォーマンスを観ていただきたいと思うので、もっともっと広い会場でできるように頑張っていきたいと思います。

西條 私たちのライブもやりたいと思いますが、キャラクターとしてキャラクターライブも、どこかの機会でできたらいいなって思います。あと、メンバーみんなが思っていると思うんですが、定期的にライブができたらいいなって思います。

――おふたりともライブということですが、この新型コロナの期間、なかなかできなかったですからね。

天城 そうですね。やっぱりナナニジ(22/7)はダンス・パフォーマンスにも力を入れているので、ぜひライブ会場で見ていただけたら嬉しいです。

――西條さんはダンスが得意なんですよね。

西條 ダンスは好きです。最近のライブは配信されることが多く、そうなると歌ってる人が映されるんですが、実は歌ってる人の後ろで他のメンバーによるフォーメーションがすごかったりします。そういうところを会場で見てほしいなって思います。生でライブを観れる機会が増えたらいいのになって思います。

――メンバー同士でお出かけしたりなど、オフのときのエピソードがあれば教えてください。

天城 関東出身じゃないメンバーが多いので、オフでも遊ぶ友達というとメンバーが多くなります。遊びに出かける以外でも、夜中に電話がかかってくることが多いですね。特に倉岡水巴ちゃん、涼花萌ちゃん、高辻麗ちゃんからの電話が多くて、最初の頃は何かあったのかなって思って電話に出ていたんですが、徐々に寂しいっていう感じで電話がかかってくるようになって、関係性ができてないと「面倒くさいって思われるかな」とか、すごく気にするところではあるんですが、そういうことを全く気にせずに無言のままつながってるだけの電話を受けるのって仲がいい証拠だと思うので、そういった他愛ない電話とか会話が私はすごく幸せだなって思います。

西條 私も割と意味のない連絡も好きだったりします。新型コロナウイルスの影響もあって、ひとりで家にいることが多かったのですが、この前、いきなりサリーちゃんから洗いたてのぬいぐるみの写真が送られてきたんです。何故か出血後みたいな状態になってて(笑)、「なにこれ!」って思いましたが、ずっと家にいて話す人がいなかったので、その写真を見てすごく笑えて元気がでました。

天城 犬のぬいぐるみに赤いリボンをつけてたんですが、洗濯したら怪物みたいになっちゃって(笑)、どうしようって写真を送ったら、なごみん(西條)から「元気出た」ってメッセージがきたので、「元気なかったの?」って返信したら、「そんなことないよ」っていうスタンプが送られてきました(笑)。

――今後、挑戦したいことがあれば教えて下さい。

天城 ちょくちょく声優としても現場に行かせていただいているんですが、「アマキ」を「アマギ」と呼ばれることもあるので、もっと現場のスタッフさんに名前を知ってもらえるように、いろいろな役を演じられる人になりたいなって思います。もっともっと演技力を磨いていきたいなって思います。

西條 まだ、やりたいことや目標がないんですが、声優さんを頑張っているメンバーや、女優さんになりたいと舞台を頑張っているメンバーもいるので、私も早くやりたいことを見つけられるように、いまはとりあえず言われたことから頑張ろうと思って、できることは何でも挑戦していきたいなと思っています。

――ファンにメッセージをお願いします。

天城 皆様のおかげで、ファーストアルバムをリリースさせていただきました。アルバムをリリースすることは当たり前のことではなくて、アルバムに入れるほどのシングルをリリースしないといけませんし、その為にはファンの方々の応援やサポートがないとできないことなので、今回ファーストアルバムをリリースできたのは本当に本当に皆様のおかげだと思います。このアルバムは私たちの感謝の気持ちとしてファンの方々に届けられるひとつの作品だと思いますので、ぜひお手にとって聴いていただけると嬉しいです。

西條 アルバム発売ということで、第一章の締めくくりっていう感じではあるんですが、これが終わりっていう感じではなくて、またこれからもっと第一章より大きくなっていけるように、これからもメンバーとファンの皆さんと一緒に頑張っていきたいなと思うので、引き続き見守っていてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。
左:天城サリーさん、右:西條和さん

櫻井靖之

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