• 井口裕香・柿原徹也・KENN・森川智之が語るモンチッチ愛【座談会】
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2021.07.02

井口裕香・柿原徹也・KENN・森川智之が語るモンチッチ愛【座談会】

▲左からKENNさん、柿原徹也さん、井口裕香さん、森川智之さん (C) Sekiguchi / TF1 / Technicolor Animation Productions / 2017


――皆さんそれぞれゆかりのある方なんですね。今日は番組でたくさんの新しいことを学んだかと思うのですが、学んだことで意外だったことはありますか?


森川 意外だったのはですね、井口ッチパイセンがですね、僕よりもモンチッチパイセンだったことですね(笑)。井口さんが学生の頃、モンチッチのアニメ作品に声優として参加されていたということを今回知って、僕よりモンチッチ先輩だったと。共演できて光栄です。

井口 確か16年前です。恐ろしい……。

森川 まさか16年後にね、また演じられるなんて。

井口 驚きですし、光栄です。そして、私は今回、モンチッチのデザインがセキグチさんの会社でも把握できないくらいたくさんあるというのにびっくりしました。いつか私たちの描いたデザイン(※番組内でオリジナルモンチッチのイラスト対決を実施)もその中の一つに入れるように願っています(笑)。

柿原 僕は新しい情報が多すぎて一つには絞り切れないのですが、子供の頃からヨーロッパで観ていたモンチッチが、まさか日本の葛飾区で生まれたなんて知らなくて! 驚きました。

KENN モンチッチくん、結婚してたんですね! お子様もいて! エアギター大会で2位を獲っていたり、葛飾区の観光協会広報課長を務めたり、リアルでもモンチッチを盛り上げるべく活動されていて驚きました。

森川 ちなみに、おじいちゃん・おばあちゃんモンチッチもいますよ。ただね、(森川さんが演じるおじいさん役の)シルバスを演じている身からすると悔しいのは、おじいちゃんモンチッチ、毛があるんです……。シルバスは苦労したのかな?

――シルバスの話も出てきましたが、皆さんが今回アニメシリーズで担当されるキャラクターについてもお話をお聞かせください。

森川 シルバスは、モンチッチ達が暮らすドリームツリーに生る、ドリームフルーツを使った「夢のエリキシル」作りを管理する一番偉い人なんですね。なので、物知りでもあるのですが、お茶目でおっちょこちょいなところもあったりするという、距離感が子供たちに近い感じの素敵なおじいさんです。

井口 ハナエは、カウリとウィローと一緒に遊び回っている、凄く活発な女の子です。サッカーをしたり木登りをしたりとアクティブで負けず嫌いなところがあるやんちゃな子。表情も自然と勝気な表情が多く出てくるので、そういうところが可愛いなと思いながら演じています。

柿原 カウリは性格も良く、物事を客観的に捉えることもでき、ケンカの仲裁に入ったりと正義感も強く、けれども、良い意味での浅はかさがあったりと子供らしさがある可愛らしい男の子です。そして、どんな大人になっていくのか将来が本当に楽しみな子だなと思っています。

KENN ウィローは3人の中では一番小さくて、負けず嫌いで、他の二人の背中をいつも追いかけているような子です。ただ、機械には強い。カウリみたいにそつなくこなせないところもあって発展途上なんだけど、目指すところは高いという少年でしょうか。アフレコ時も、イケてるカウリとイケてないけど頑張るウィローみたいな対比が作れたらいいよねという感じでディレクションをしていただきました。大人のキャラクターを含め、みんながピュアな部分を持っていて、そこがとっても楽しいなと思っています。

――実際に演じていて印象に残っていることはありますか?

井口 今回OPの短い歌を歌わせていただいたのですが、お歌の先生に指導していただきながら録ったのが印象的です。OP以外にも各キャラクター達が鼻歌とか色々メロディを付けながら歌っているシーンが結構あるので、各役者さんのお歌というかメロディを楽しんでいただけたら嬉しいです。

柿原 (ハナエ・カウリ・ウィロー役の)3人は一緒に録らせていただいているのですが、子供の頃に戻ったかのような世界観に入っていけるのが、個人的にはめちゃめちゃ楽しいですね。ただ、そんな3人の世界観をぶち壊す役というのもやらせていただいていて……。ある意味二度美味しいという。めちゃくちゃやりがいのある作品だなと感じています。

井口 めちゃめちゃカウリと会話していますよね。皆さん誰も、カウリとあのキャラクターが同じ役者さんだとは気付かないと思うから、そこを楽しんでほしいです。

KENN 気付かないと思う。プロの技ですよ。

柿原 そうかなー。そうだと良いなあ。

KENN 僕も僕で新しい役に挑戦というか、そんなに使ってこなかった声の表現をさせていただいているので、とても新鮮です。台本を読みながらお芝居を考えるのが楽しくって。それに、キャストさんが皆さん優しいので、たまにお菓子の差し入れなどもしてくださって、それがとっても美味しいです(笑)。

森川 モンチッチたちが起こすことって、人間の子供たちが起こすのと同じようなことなんだなと。人間と同じように失敗して、時には怒られたり、その中で大切なものを見つけていって……。エピソード的には一話完結型なのでそこも魅力かなと思っています。
(C) Sekiguchi / TF1 / Technicolor Animation Productions / 2017

アニメージュプラス編集部

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