• 裸ジャケット案も⁉ UMake伊東健人・中島ヨシキのヴィジュアル系転向秘話
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2021.04.22

裸ジャケット案も⁉ UMake伊東健人・中島ヨシキのヴィジュアル系転向秘話

エイプリルフール企画でヴィジュアル系に挑戦したUMakeの伊東健人さん(右)と中島ヨシキさん 撮影/大山雅夫

ラジオ「伊東健人と中島ヨシキがあなたを夢中にさせるラジオ~ゆめラジ~」から生まれたユニットUMake。二人が作る曲や歌声は多くのファンを魅了し、月日を重ねるごとにどんどん活躍の場を広げている。

そんなUMakeが、4月1日に公式サイトで「ヴィジュアル系ロックバンドに転向する」と発表。もちろん、これはエイプリルフールのネタだが、サイトを飾ったビジュアルと配信シングル『Insomnia.』があまりに作り込まれており、多くのファンが驚いたはず。そこで、二人に今回の企画の経緯、そして4月末から行われる「4th Live Tour Love」についても話を伺った。なお、このインタビューをさらに掘り下げたインタビューが、現在発売中の『ボイスアニメージュNo.48』に掲載されている。

■エイプリルフール企画はこうして形になった
▲4月1日のエイプリルフール企画で発表された配信シングル『Insomnia.』。
――今回のエイプリルフール企画、実施に至った経緯を教えてください。

中島ヨシキ(中島) 経緯ですか? 経緯……(考え込む)。

伊東健人(伊東) 何だったかな? ちょっとLINEのログを辿ってみますね(携帯を取り出して調べ始める)。

――かなり昔に立ち上がった企画なんですか?

中島 そうですね。それもありますけど、そもそものきっかけが気軽に発した言葉で、しかもみんな忘れた頃に「そういえば、あれどうなった?」「じゃあやらないと!」という流れになったので、記憶が曖昧なんです(笑)。

伊東 (黙々とログを調べる)

中島 ご存知の方も多いと思いますが、UMakeはちょっとしたひらめきや発想をスタッフが全力で形にしてくれますから。

伊東 えーと……調べましたが、よく分かりませんでした。

中島 あははは。

――それにしても1日だけの公開というのはもったいないですね。

中島 いや、1日だけにしてください(笑)。

伊東 1日だけだからこそ、そこに凝縮できるものがあるんです。

中島 4月末にはライブも控えていますし。

伊東 あくまでエイプリルフール企画、です。

中島 エイプリルフール企画を見た方に、「私、こんなの見るためにツアーチケット申し込んだんじゃない!」と思われたら困りますしね(笑)。

伊東 「あれ、間違えたかな?」みたいな(笑)。

中島 あ、それとも、ライブの曲を全部メタルっぽくアレンジする(笑)?

伊東  デデデデ! 「Love……(低音ボイス)」

中島 イィヤァアア!!(高音ボイスのシャウト)

伊東 「例え、この身が朽ち果てようとも……」みたいな(笑)。 

――それは見てみたいかも(笑)。今回のビジュアル系のコンセプトは何だったのでしょうか。

中島 コンセプトは特にありませんが、メイクはやりすぎなぐらいやっていただきました。衣装も事前にスタイリストさんと打ち合わせをしていて。スタッフの皆さんからすれば、普段携わっているジャンルではないので、いろいろ大変だったと思います。スタイリストさんは最初、僕に裸ジャケットをやらせようとしていたんですよ。さすがにそれは……(笑)。

――体を鍛えればいけたのでは……?

中島 いやいや、そんなにすぐに腹筋は割れません(笑)。

伊東 頑張ればいけたよ。

中島 相当しんどいよ。

伊東 鎖かたびらでもよかったんだよ? 

■4月末から全国4カ所を巡るライブツアーがスタート!
――「4th Live Tour Love」は、どのようなライブになる予定でしょうか?

中島 今回のライブは配信で観る方が多いと思いますが、4公演とも同じ内容だと目新しさがなくなってしまうので、いろいろな仕掛けを考えています。

伊東 せっかくやるのであれば、この時代に合った面白いことをやりたくて。まあ、それを考えているのはヨシキなんですけど(笑)。

中島 意見はちゃんと皆さんからもらってますよ。

伊東 いや、文字系の作業は全部ヨシキ担当です。

中島 たしかに、カロリーはかなり消費しています。実際のライブ会場で感じる生感というのは配信だとどうしても伝わりづらいと思いますが、それを加味してもいいものに仕上げたいです。

――それほどファンのことを思っている、ということですね。

中島 それはもちろん。それ以外の何物でもありません。どうせやるなら楽しんでいただきたいですし、現地に来られないことが重荷になってほしくなくて。かといって、“配信があるからいいや” と思われるようなものにもしたくない。全部がWIN-WINになることを、ずっと模索しています。それは僕たちに限った話ではなく、エンタメに関わるいろいろな方がそうだと思いますね。

――ツアーができることを祈っています。

中島 本当にそうですね。僕たちも祈っています。

伊東 素敵なライブにします!

>>ヴィジュアル系に変身したUMakeの写真を見る(写真4点)

アニメージュプラス編集部 

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