• 長野博「ティガそのものだ!」25周年記念真骨彫フィギュアーツ
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2021.03.05

長野博「ティガそのものだ!」25周年記念真骨彫フィギュアーツ

「S.H.Figuarts(真骨彫製法)ウルトラマンティガ」、長野博 (C)円谷プロ



ウルトラマンティガに変身するマドカ・ダイゴを演じ、今回のCMにも出演した長野博が、フィギュアの感想や当時の思い出について語った。

──久しぶりにティガに再会した感想は?

長野 懐かしさも勿論ですが、こんなリアルなティガに出会えたってことは嬉しかったです。また、撮影現場でこのティガの造形美の元となるスーツアクターの権藤さんに再会できたのも嬉しかったです。

──セットチェンジ中に権藤さんとお話されていましたね?

長野 当時、副隊長をやられていたムナカタ隊員のお話もして、「今、ムナカタ隊員に僕(長野さん)と一緒だよとメール送ったよ~」ってお話されていました。嬉しかったですね。撮影現場でも良くお会いしていたので。

──フィギュアに初めて触れた時の感想は?

長野 この大きさなんですけど、質感も重みもあって。あと、リアルさを再現する為に色んな素材を使っているんですが、そこが感動しました。お腹の曲がった時のシワの寄りぐらいも、肩の腕が上がった時の線の盛り上がり方とか。全てにおいてできるだけ本物に近づける。可動域もそうですし、日々進化していますし。ほんとそのままリアルな物に出会えた感じがしますね。

──ティガにいろんなポーズをされていましたね?

長野 飛んでるポーズとか、ゼペリオン光線とか、少し苦しかったりすることもあるんですけど、何のストレスもなく、自然にポーズが取れます。

──CM内で実際のストーリーを思い出すようなカットがありましたがいかがでしたか?

長野 最終回ですかね。基本的に1話完結なんですけど、それが最終話は連続だったので凄く覚えてます。ティガが一回負けそうになって、光を失なった時に、みんなの力・光がティガのパワーになって、相手を倒すことができるというのが、今、僕からすれば、ファンの方々の声援が僕の力だったり、次の原動力になると、そこが凄くリンクするなと。

──ウルトラマンティガの撮影当時の思い出を教えて下さい。

長野 1年間やっていたんですが、基本的にスーツは夏用とかないので、夏は暑いし、冬は寒かったりもあり、僕は3着作って頂いたんです。まず1着目がちょっと小さくてしゃがめない。なので、もう少し大きいのを作って頂いて、もう1着は、冬に川に流れたりもしたんですが、その時にウェットスーツを中に着こまないといけないので、よりまた少し大きなサイズを作って頂いて、合計3着作って頂きました。冬の道志の川で流れていましたね。一番初めの撮影現場も山の中で、レーザーポインターであの辺に怪獣がいますとか、この辺にティガの石像がいますとか、それを想像とイメージしながら撮影に入っていったことを覚えてます。ヘルメットも大きいですし、振り向いたら頭持っていかれたりとか。第2話ですかね。村石監督と森の中で変身ポーズを考えたのを覚えています。変身ポーズって大事じゃないですか。後々もみんなが真似してくれるんじゃないかという話を村石監督としてて、じゃーどうしようかなと。その時まで決まってなかったんですよね。「じゃーこんな感じどうですか?」と言うと「それいこう!」と5分ぐらいで決まって、それが今のティガの変身ポーズになりました。それまでは「ティガ―!」と自然に1話では変身していのですが、2話の時の変身ポーズが、山の中でその場で監督と2人で現場で打ち合わせして決まりました。

──オープニングテーマ曲は『TAKE ME HIGHER』でしたね?

長野 ジャケットがウルトラマンティガバージョンで作って頂いたので、それはそれでレアですし、主題歌もいろいろやらせて頂いていますが、1年間ずっと流れることはなかなか無いので、それは貴重で嬉しかったです。

──ウルトラマンティガを演じる前と後で変わったことはありますか?

長野 やっぱりヒーローを演じさせて頂いたので、小さい子達の目線が変わった気がしますね。ライブ中、親子席の方から「ダイゴ~!」という声援を頂いたり、それもまた嬉しいです。あと、メンバーの中に昭和のウルトラマンを見ていた世代もいるので、メンバーにウルトラマンがいることは凄いなと言われたことはあります。

(C)円谷プロ

アニメージュプラス編集部

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