• JAM Projectが20周年ドキュメント映画で得た「確信」と「未来への展望」
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2021.02.26

JAM Projectが20周年ドキュメント映画で得た「確信」と「未来への展望」

JAM Project:左から福山芳樹、きただにひろし、影山ヒロノブ、奥井雅美、遠藤正明 撮影/大山雅夫



福山 見どころはいっぱいあるんですけれど、やっぱりオープニングの『SKILL』。自分的にはもうやり慣れ過ぎた曲をまた何で……と思ったんだけど、本当にごめんなさい!(一同笑)。これだけの歴史を重ねて今があるんだ、という映像の編集が凄くて。

――これまでの『SKILL』のライブ映像を時間の流れ通りに短く繋ぎながら現在まで誘っていく演出、本当に凄かったですね。

福山 僕等も覚えてないような場面が積み重ねれられているので、「JAM Projectの代表作は何?」「JAM Projectってどんな人たち?」と聞かれたら、あの場面をそのまま観せたいですね。

――さて、メンバーそれぞれが名うてのアニソン歌手というJAM Projectですが、こういうスーパーグループが何故20年も続けていられると思いますか。

影山 大事なことが2つあって、まずファンのみなさんが俺たちを受け入れてくれたこと。そしてメンバー同士がお互いをリスペクトできたことだと思います。あとはチームのスタッフが一枚岩で、強力なサポートをしてくれたことも大きいと思います。

きただに まさに出会うべくして出会った5人だと思いますね。

影山 カッケェー!

奥井 それ、どっかから引用した?

きただに いやいや(笑)、でも本当に奇跡的な出会いができたんだと思います。お互いのキャラも立っているし、出るところ引くところも含めて上手くやれていますから。

福山 スーパーグループとおっしゃってくれましたけれど、僕らがそういう佇まいでやっていたのは初期の方だけだと思うんですよ。そこからは各自を目立たせるというより一つの塊として音楽のスタイルを続けて来ましたから。それぞれのファンもいるとは思いますけれど、僕らが向かうべきはJAM Projectのファンだと思っていますし、そもそも、それぞれのソロ活動だけだったら映画には……。

奥井 ならないよね!(一同笑) 私はソロ活動とJAM Projectでやっていることが全然違っていて、みんなが作ってくる歌を歌うことで得るものがすごく多くて、楽しくて。思ったよりケンカもしないしね。若い頃はぶつかることもあったかもしれないけれど、長年の付き合いでそれぞれの役割もしっかり分かれていますし。

遠藤 そうですね、影山さんが言った通りだと思いますが……一人では観られない夢を、この5人なら叶えられるし、違う風景を見せてくれるので、僕はそこに魅力を感じているし。あとみんな大人なので、いろんな経験をしてきているじゃないですか。文字通りどん底を見てきた人たちだからこそ、今(のグループ)があるんじゃないかなって思いますね。

(C)2021「GET OVER -JAM Project THE MOVIE-」FILM PARTNERS

アニメージュプラス編集部

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