ハピネットの子会社である、ハピネット・メディアマーケティングは、新レーベル「噺RECORD(読み:ハナシレコード)」からリリースする『朗読喫茶 噺の籠』シリーズ第二弾を、2021年3月10日に3タイトル発売する。
『朗読喫茶 噺の籠』は、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』や太宰治『走れメロス』、夏目漱石『吾輩は猫である』といった、近代を彩った日本文学作品を声優陣が朗読するシリーズ。第一弾には斉藤壮馬、下野紘、杉田智和、伊東健人、松岡禎丞、鈴木達央、八代拓、蒼井翔太、井上和彦が出演し、話題を呼んだ。
第二弾では、津田健次郎による太宰治の『人間失格』や石田彰による江戸川乱歩の『人間椅子』、森川智之による芥川龍之介の『羅生門』などがラインナップ。
出演する豪華声優陣より、コメントが到着した。
【声優コメント】◆今回の作品の聴きどころ、印象に残っているシーンを伺った。
<OVVA-4/OVVAN-4>福山潤さん(檸檬/梶井基次郎)言葉と音を重ねてかけあわせる文体は、大変共感をおぼえます。
自分の中にある言葉に対する価値観がちらほらと入れられていれば嬉しいです。
緑川光さん(人間失格/太宰治)今回の企画が長い本編の美味しいところをギュッと凝縮して短くまとめて音声化しているので、今回僕が言ったところ全部ですね。
そういうふうに作られていると思い収録にのぞみましたので僕はそうかなと思っております。
津田健次郎さん(桜の森の満開の下/坂口安吾)坂口安吾の作り出した世界や言葉の美しさを感じて頂けますと幸いです。
この作品をご存じの方も、未体験の方も、音の世界にアレンジされた安吾ワールドを楽しんで頂けますと幸いです。