1968年にモノクロで放送開始したアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第1期)。その放送開始50周年のアニバーサリーイヤーの2018年に新シリーズとなってスタートし、現在好評放送中(毎週日曜・朝9時〜9時30分)の『ゲゲゲの鬼太郎』(第6期)。主人公・ゲゲゲの鬼太郎の声を若手実力派の沢城みゆき、初代(第1期・第2期)鬼太郎を演じた野沢雅子が目玉おやじを演じるほか、オープニング主題歌を氷川きよしが歌うなど、50周年にふさわしい超豪華キャスト・アーティスト・スタッフが集結。
第76話からは、“日本妖怪の総大将”として名高いぬらりひょん(声:大塚明夫)が登場する「最終章ぬらりひょん編」へと突入している。2月2日(日)放送の第91話のあらすじ・先行場面カットが公開された。52年前、アンコールワットで亡霊によってさらわれた妻を鬼太郎の活躍で救われた世界的演出家・本郷(声:野田圭一)は、再会した鬼太郎に「事件はまだ終わっていない」と告げる。
1971年〜72年に放送された『ゲゲゲの鬼太郎』(第2期)でも、アンコールワット遺跡で落ち武者の亡霊に女性がさらわれる事件にまつわるエピソード「アンコールワットの亡霊」(第10話)があり、どのような関連があるのか注目だ。
2月2日(日)放送第91話「アンコールワットの霧の夜」
<あらすじ> 世界的演出家の本郷(声:野田圭一)から鬼太郎(声:沢城みゆき)へ、演劇のチケットが届く。それは鬼太郎が解決した事件を題材に、若き日の本郷が手掛けた舞台「アンコールワットの霧の夜」だった。52年前、アンコールワットでは4年に一度、若い女性が亡霊にさらわれていた。解決の為に現地を訪れていた鬼太郎は、妻の沙羅(声:久川綾)を連れた本郷と出会う。彼らは事件を噂だと笑うが、その夜に沙羅が亡霊に連れ去られる。鬼太郎の活躍によって彼女は救い出され、事件は解決したはずだった。しかし、鬼太郎と再会した本郷はこう告げる。「事件はまだ終わっていない」と……。
▲世界的に有名な舞台演出家、本郷(声:野田圭一)。52年前にアンコールワットで起きた事件を舞台にし、現在再び舞台化しようとしている。▲本郷の妻、沙羅(声:久川綾)。舞台女優であり、52年前に本郷が演出した「アンコールワットの霧の夜」で主演を務めたが……?
<スタッフ>演出:角銅博之
脚本:長谷川圭一
作画監督:太田晃博
美術:加藤 恵
●第91話予告>>>『ゲゲゲの鬼太郎』第91話の先行場面カットを見る(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション