• アップアップガールズ(2)佐々木ほのかが語る過去の自分と夢【後編】「最初から夢は世界一のアイドル!」
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2020.01.13

アップアップガールズ(2)佐々木ほのかが語る過去の自分と夢【後編】「最初から夢は世界一のアイドル!」

佐々木ほのか/2006年1月30日生まれ。福岡県出身。中学2年生、13歳。アプガ(2)の2期メンバーとして、2018年4月21日加入。愛称は、ほーちゃん。自称、あなただけの妹!? 特技:ダンス、博多弁、空手(全空連少年部初段)

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――研修生時代と、今とではどちらが忙しいですか?

佐々木 それは、今のほうが断然忙しいです。でもわたし、お仕事があったほうが楽しいんですよ! 単独ライブとかが終わった後、けっこうオフが続くんですけど「ああ、つまらないなぁ」って思っちゃうんですよね。フツーの人からしてみたら、休みの日は楽しいと思うんですけど、わたしはアイドルの楽しさを知っちゃったんで(笑)。激しく動いたり、頭を回転させたりする楽しさを経験してきたので、忙しいほうが嬉しいんです!

――おぉ……アイドルをやっていることが好きなんですね!

佐々木 大好きです! だって、普通に生きているよりも、踊って歌っているほうがスカッとするんですよ! だから、オフが続いた後のライブって、すっごくスッキリするというか、快感というか、それが本当に好きで。ライブ始まる前までは、セトリ覚えたりMC考えたり、頭パンパンになって、パニックになるんですけど、終わった後はもうスッキリするんですよね。それがもう、クセになっちゃってますね(笑)。ライブ中毒ですね! ウフフ(笑)!

――ライブ中毒! いいですねぇ。

佐々木 もちろん自分が盛り上がるのも好きなんですけど、お客さんが盛り上がってくれるのが好きなんですよ。お客さんがいなかったら、絶対楽しくないです。いっしょに笑顔になって、心が通じ合ってるなって感じて、それもあるから、スッキリするんだと思います。

――アプガ(2)に入ってからのほーちゃんは、いきなりしっかり笑顔で踊れていたという印象があります。

佐々木 それは、前に所属していた事務所のおかげだと思いますね。青SHUN学園に入っていなければ、ダンスをどう覚えたらいいかもわからなかったです。それは本当に“ありがとうございます!”って感じで、本当に感謝しています。あとは小一から習っていた空手にも感謝しています。ダンスしていても芯がブレないってよく言われるんですよ。それは空手のおかげで体幹が鍛えられたからだと思います。空手やってなかったら、もっとふにゃふにゃのゴムみたいなダンスだったかも。それに「ありがとうございます」とか「申し訳ございません」とか、礼儀を学ぶことができたのかなって。まあ今も、常識はないかもしれないですけど(笑)、空手を学んでいたので敬語はまあ使えているかなって思います。

――空手は、なんで習おうと思ったんですか?

佐々木 空手は、マミーから「やってみない?」と言われたんです。その理由を後から聞いたんですけど、わたし、元気があり余ってたそうなんですよ! 家でも学校でも、テンションが凄くて! 朝起きて、寝るまでずっとうるさい(笑)。「ギャー―!」って(笑)。

――(笑)。でも、それが大正解だったんですよね。

佐々木 はい。いままでやってきたことすべてが、今の自分に繋がっています。

――小学生の6年間でやってきたことが、すべて役に立っていると。

佐々木 でも、まだまだ全然ダメですよね……6年間空手と、アイドルやってきたのに「これか?」って、自分では思っちゃいます。みなさんは“中二だから”って、甘く見て、褒めてくださってると思うんですよ。中学二年生というのは間違いないんですけど、アイドル歴として考えると、長いほうなんですよ。

――アプガ(2)の中では、アイドル歴はまーちゃんの次だと思われます。

佐々木 そうなんですね! わたしはアイドル歴が長いんだから、これでいいとは思っていなくて。本当自分って、センスがないなと思うんです。歌とか、何回言われても、練習してもできなかったりとかすると「アイドルに向いてないのかな」「アイドル辞めようかな」って考えちゃうんですよ。それを母親に言って、「そういうこと簡単に言わないの!」っていつも怒られるんですけど(笑)。自分の中でも、簡単に言っちゃいけないとはってわかってるんですよ。でも「アイドルこんなにやってきて、いろいろ知っているはずなのにできないなんて」って、マイナスに考えちゃって、できない自分にイライラしちゃうんです。

――ネガティブが出ちゃうんですね。ネガティブに考えるようになったのは、いつ頃からなんですか? 小学校入る前は、ネガティブじゃなかったでしょう?

佐々木 う~ん、そうですね。でも小学生ではネガティブでしたね。年をとるほどに、ネガティブになってるかもしれないですね。小学生の時、すぐに「いじめられた」とか言ってましたからね。今考えると、ちょっとからかわれただけなのに、おまけにそれに対してやりかえしてるのに(笑)。本当に弱っちいな自分、って思います。父親と母親が、それは一番知ってるんですよ。父親にはよく「プラスに考えろ」って言われてました。

――お父さんお母さんの前では、そういうことを言えんですね。メンバーにはあまり言わないんですか?

佐々木 あまり言わないですね。わたしのネガティブを一番知っているのは、ボイストレーニングしてくださっている杉浦良美先生ですね。杉浦先生って、わたしの心の穴? に入ってくるんです! それで、ネガティブなことも、言っちゃうんですよ。そうしたら、先生がアドバイスをくれて、その通りにやったらできた!ということもあります。本当に、杉浦先生の言葉には助けられています。わたしにとって、杉浦先生の存在は大きいですね。

文/岩岡としえ

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