• 異世界のトイレ事情描く『ダン摘み』。はのみど先生からコメント到着
  • 異世界のトイレ事情描く『ダン摘み』。はのみど先生からコメント到着
2019.12.12

異世界のトイレ事情描く『ダン摘み』。はのみど先生からコメント到着

ダンジョンでお花摘みなんか許しません!!

漫画家・はのみど先生が異世界のトイレ事情描く『ダンジョンでお花摘みなんか許しません!!』。2019年12月13日(金)に発売となるコミックス3巻を記念して、はのみど先生からコメントが届いた。

『ダンジョンでお花摘みなんか許しません!!』は、王道RPGの世界観を背景に「おトイレ」=「お花摘み」を巡る冒険者たちの切実な戦い(?)を描いた、全世界待望、前代未聞、唯一無二の「お花摘みRPGファンタジー」マンガ。

<はのみど先生コメント>

『ダンジョンでお花摘みなんか許しません!!』著者、はのみどです。
突然こんな事を言うのもアレなのですが、この作品は正直、フツーじゃないと自分でも思います。(笑)
でも、自分が本気で「好き」なモノを詰め込んで世界にしています。ここは絶対にブレないところで、愛おしいところでもあります。

連載のきっかけになったのは、仕事から帰った日の深夜3時に描いた一枚の落書き。「お花摘み(トイレ)をガマンする2頭身の女の子キャラが茂みに攻め込んできて、それをエルフがジャマして失敗させるRPGがあったら面白くない?」といった内容でした。
「普通」の人として見られたいのなら、そんなものは描くべきじゃない。でもその時それが描きたくてたまらなかったから、仕方なかったのです。

出張編集部で今の担当さんに恐る恐るその絵を見てもらった時、ビックリするほど面白がってくれたのを覚えています。そして「これを漫画(ネーム)にしてみよう、待ってるよ!」と言ってくださいました。
それから1年間、キャラクターや物語を作って、初めての連載作品を持ちました。

今まで、新しい何かが起きる時は「好きでたまらない」を描いた時でした。そこで人の目を気にして、取り繕ったり、カッコつけた時は全然ダメなのです。お話が19話を超えた今でも、それは変わらなかったりします。
お花摘みが恥ずかしいこと、失敗はもっと恥ずかしいこと。失敗した子の心が、差し伸べられた手によって救われること。それらの中に可愛さ(背徳的なモノも含めて)や尊さがあるはずなこと。これからもゆるい世界観に乗せて、好きに書いていけたらいいなと思います。
―はのみど―

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事