学研ホールディングスのグループ会社、学研プラスは、 2019年12月12日(木)に、絵本『パンダ星』を発売する。
絵本『パンダ星』の作者『そら』は、北海道を拠点として活動する絵本作家、イラストレーター、フェルト作家。主な代表作に、 JR北海道ICカード乗車券『Kitaka(キタカ)』のキャラクター「エゾモモンガ」、主な著書に『ゆびにんぎょうぶっく しろくまくんのおいしいものだ~いすき』(主婦の友社)などがある。
この度発売となるのは、宇宙のどこかにある、パンダたちが暮らす「パンダ星」のものがたり。
広い宇宙のどこかに人類が住める惑星があると信じ、第2の地球を探していた2人の少年宇宙飛行士がたどり着いたのは、もふもふの毛におおわれた白黒のかわいい生き物が暮らす惑星『パンダ星』だった。日射しと緑あふれる自然の中で、たくさんの赤ちゃんパンダと楽しいひとときを過ごす少年たち。彼らが最後にくだした決断とは……?
ページをめくるたびに、モゾモゾ動きまわるかわいいパンダたち。パンダの赤ちゃんはよく遊んで、よく食べて、よく眠って、まるで人間の赤ちゃんみたい。小さな弟や妹がいる子どもたちは、きっと共通点を見つけて、少年たちのようにやさしくしてあげたくなるだろう。
ページをながめているだけでも楽しめるが、読み聞かせにもピッタリ。「どんなパンダがいるかな?」「このパンダは何をしているのかな?」と親子で会話が弾み、子パンダの無垢なかわいらしさは、幼児だけでなく子育て世代の親も癒してくれること間違いなしだ。
本書は特殊なインクを使って印刷されており、それはたとえるならば、かつての「ブラウン管」と「液晶ディスプレイ」ほどの大きな違い。その特殊インクで、パンダのフワフワの体毛や、緑と光があふれる「パンダ星」の世界が鮮やかに表現されている。
本作『パンダ星』と、そらさんが手がけたぬいぐるみ写真絵本『ハッピー・マインド~ずっと、君のままで。~』(青春出版社)の発売を記念して、『絵本作家そら 読み聞かせ音楽会』が12月14日(土)に三省堂書店札幌店内特設会場で開催される。
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