東京・台場の屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」は、この夏の新アトラクションとして、TVアニメ『鬼灯の冷徹』とのコラボアトラクション「鬼灯の冷徹 〜立体音響異聞〜」、映画『貞子』とのコラボアトラクション「きっと来る… 貞子 〜呪い占いの館〜」をオープンする。この夏の東京ジョイポリスの目玉となるこちらの2つのアトラクションのオープンを目前に控えた7月24日(水)、メディア向けの先行体験会が行われ、リアル貞子もメディア関係者の前に姿を見せた。この体験会の模様とアトラクションの内容をレポートする。
明るいところで見ても不気味な貞子だが、これから実際にアトラクションを体験して暗い中で出くわすことになると思うと、わかっていてもすでにちょっと怖い。一方、「鬼灯の冷徹」のほうは終始TVアニメ第弐期シリーズのアップテンポなOPテーマ「大!地獄地獄節」がモニターに流されていて、そんなに怖そうな感じはしない(という予想はあとで裏切られることになった)。
集まったメディア関係者は2組に分かれて2つのアトラクションを順番に体験することに。「きっと来る… 貞子 〜呪い占いの館〜」から回る組に入れられた筆者は内心のビビりを押し隠し、誘導に従ってアトラクション内へ。
まずは、霊を誘い人に憑依させる危険な「呪い占い」を行う霊能者が待つ広間に通される。まだ何も起きていないのに雰囲気だけですでに恐ろしい。モノクロのモニターには自分たちがいる部屋の様子が映し出されているのだが、実際に映るのはもちろん自分たちだけではない……。
除霊が必要だと霊能者に促され奥の通路へ。もう……何かいますよね……帰りたい……。
このあとさらなる恐怖体験が待っているのだが、それは実際に体験してみて確かめてほしい……。
気を取り直して、入れ替わりで「鬼灯の冷徹 〜立体音響異聞〜」へ。
中に入った第一印象は「よかった、やっぱりそんなに怖そうじゃない」。通されるのは、亡者となって閻魔大王の裁判を受ける部屋となっている。
それぞれヘッドフォンを装着して待ち、実際にショーが開始されると照明が落とされ、部屋の中は完全な暗闇となる。聴覚がさらに鋭敏になった中で、立体音響技術によってまるでキャラクターが自分のすぐそばでしゃべっているかのような感覚を味わうことになる。
また、音響以外にもびっくりするような仕掛けも用意されており、これが予想以上の臨場感で、人によってはもしかするとこちらのほうが怖いかもしれない。筆者は正直ちょっと声を出してしまいました……。
それもそのはずで、こちらのアトラクションは、ジョイポリスを代表する3Dサウンドホラーアトラクション「生き人形の間」を仕掛けも新たに全面リニューアルしたもの。これまでに培った立体音響技術と演出装置との相乗効果で、まるで『鬼灯の冷徹』の世界観に入り込んだような体験ができる。
「鬼灯の冷徹 〜立体音響異聞〜」は7月25日(木)、「きっと来る… 貞子 〜呪い占いの館〜」は7月27日(土)にそれぞれオープン。いずれも、夏にふさわしくヒンヤリできる、背筋の凍るホラー体験が楽しめるアトラクションとなっている。
鬼灯の冷徹 〜立体音響異聞〜 ジャンル:3Dサウンドアトラクション
料金:東京ジョイポリス入場料+600円(税込)
※パスポートチケット(入場料+アトラクション乗り放題)利用可能
プレイ時間:約12分
プレイ人数:8名(×2室)
オープン日:2019年7月25日(木)
特設サイト
http://tokyo-joypolis.com/attraction/3rd/hozuki.html きっと来る… 貞子 〜呪い占いの館〜 ジャンル:アテンド型 ウォークスルーホラーアトラクション
料金:東京ジョイポリス入場料+600円(税込)
※パスポートチケット(入場料+アトラクション乗り放題)利用可能
プレイ時間:約12分
プレイ人数:最大7名
オープン日:2019年7月27日(土)
特設サイト
http://tokyo-joypolis.com/attraction/3rd/sadako.html(C)江口夏実・講談社/「鬼灯の冷徹」第弐期製作委員会
(C)2019「貞子」製作委員会
東京ジョイポリス 施設概要所在地:東京都港区台場1-6-1 デックスお台場ビーチ3〜5F
営業時間:10:00〜22:00(最終入場21:15)※時期によって異なります
料金:入場料(入場のみ)大人(18歳以上)800円/小・中・高生500円
パスポート(入場+アトラクション乗り放題)大人(18歳以上)4500円/小・中・高生3500円
電話:03-5500-1801
公式サイト
http://tokyo-joypolis.com/モバイルサイト
http://tjp-sega.jp